イアのケガについて前提】イア小6、ドリフ中3
中3で進路指導が行われていた ドリフは放課後に受けることになっていたので、いつも一緒に下校していたイアは校門前で待ってた
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ドリフの1個前に指導を終えた生徒Aが歩いてきて、イアに話しかける
「お前、いつもドリフと帰ってる奴だよな」
イア、困惑しつつも返答
「はい、そうっすけど」
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以下会話ログ
生徒A「じゃあ、知ってるか?あいつ…白紙なんだ」
イア「…白紙?」
A「そうだ。授業のノートが白紙なんだよ 」
イア「それが、何か──」
A「何がって、分かるだろ。おかしいだろ、普通!受験期だぞ?!」
「変だと思ってたんだ。授業は聞いてる様な雰囲気なのに手が全然動いてねえから」
「それでいて定期テストは満点近くだし、模試は全部S判定。笑えるよな?」
「他人の努力をバカにしてるんだよ、あいつ…!」
イア「なんで、…そうなるんすか、」
A「そうじゃねえなら、あんな分かりやすいことしねえだろ!!」
「なあ、なんでなんだよ。あいつが、"あんなん"でも成績がいいのはなんでなんだよ?」
「答えろよ、答えられねえのかよ?お前はあいつのなんなんだ?知ってるんだろ?!」
生徒A、イアの胸ぐらを掴む
イア「ッ、そんなの、俺が知りてぇっすよ!」
A「んだと、てめぇ…!ふざけやがって……!!」
生徒A、怒りに任せてイアを殴る。
そこまで酷いものでは無かったが爪の当たり所が悪く、右目から血が出ているのを見て正気に返る
A「は、…俺、」
イア「…気は済んだっすか。そろそろ離してください」
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生徒Aがその場から走り去ると、後ろからドリフがやってくる
ドリ「…イアちゃん」
「ごめん、俺が……」
「言ってなかった、から」
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ドリフ宅にて傷の処置、同時にドリフの知能について本人からカミングアウト
イアはこの時初めてその事について知る