人差し指越しの「今日も自分におつカレー…」
午前のステージを終え、パーロン城へと戻っていくロヴィアン。彼女の路上ステージはいつだって大盛況だ。
「休む時間はmeno meno meno。ドアtoドアでシング ア ソング…」
独り言ポエムを呟きながらパーロン城に入ったロヴィアンだったが…
「おかえりなさいませ。ロヴィアン!」
「………?」
自身の居城に堂々と居るユウナを前にして流石の彼女も固まってしまった。
「こうしてお茶をするのも、久しぶりですわね〜」
「…お前は自由になったな。」
用事で地下居住区に来たユウナは久々にロヴィアンに会いたくなったから…とティーセットとテーブルを持ち込んでパーロン城に来ていたのだった。
「…最近はどうなんだ。ゴーハも色々やっているそうだが…」
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