呼称
標準名「マジカル貝」は、Magical shellfishという単一の種を表す。
二枚貝はどれもにているが、生息地によって呼称がかわり、多用な模様が生息していると思われる。が、実際に見つかった種は少なく、何を指すのかが不明な場合も多く注意が必要である。
形態
殻は丸みを帯びた三角形。殻長8.0センチ、殻高7センチ、殻幅4センチ。殻の表面は2本の放射帯を持つものが典型であるが、個体差が大きい。
生態
砂泥底に生息するものと言われているが、陸地の浅い水辺でも観測されることがある。
生息確認されているものは現在でも数体と希少。
生態観察報告まとめ
・スマホを向けると時々ポーズをとってくれることがあり、待受にしたものを見せると照れるような行動をする。時々拒否のときは、機嫌のいい時を待つしかない。
スマホ向けたままじっと待ってみてたら、少し隙間が開き見えたグリーンアイ。
「出てきてくれませぬかねぇ」
そのままベストショットを撮るべく構えていたら気づいた(紫から赤の個体名を仮に貝ケイとする)貝ケイが上目つかいでちょっとすまし顔でこちらを見てきたので数枚撮影に成功。その時「ぱえー」と水が震えたように聞こえた。
・一般的な貝の餌はスピルリナ(栄養のある藻)が上げられるが、マジカル貝は干しイカやスルメを食べることもあると報告されている。
貝専用の餌をあげてみたが食べる素振りを見せず、食事をしない。
「あーどうしたら食べてくれますかね」
小腹がすいたので、齧っていたソフトさきいかを、隙間からじっと見つめていたため試しに目の前に垂らしたところ食いつき、驚きに引っ張ってもそのまま釣れた。
「…」
釣れたままムグムグ口を動かして食べていく様子を見ていると食欲は旺盛だと思える。
ある時間違って買ってきていた、極激辛さきいか君の袋を開いたままにしていたところ、水槽清掃後、中でゴソゴソ音がしていたので見たらすごい食いつきを見せた。
が、身体に悪そうなので週一少量のみおやつとして与えることとする。
・基本大人しいが、慣れない環境や不安があったりすると素早く身を潜める。
砂地に潜って擬態することもある。
ガラス等に張り付いたり、体を揺らし少しずつ移動する。
ランキング戦を走るために、少し相手をするのを忘れていた貝ケイの水槽を見たところ見当たらないので慌てた。
よく見るとアクアリウムの砂地に埋まって姿を隠していたのがわかったが、そこから暫く出てきてくれなかった。
お詫びに極め激辛ソフトさきイカを2倍上げて、水槽内の映えスポットを増やし、写真をいっぱい一緒にとって上げた。
・遊んで構っていると友好度は上がると感じる。
高感度が上がっていくと
1.ある日、手の中に貝ケイを置き、むにむに両手でもみ、ぱっと手を広げるとぱかりと貝が開き手を広げこちらを見てくる表情は少し得意げに見える。
2.頭や頬指で優しく撫でてあげると、その指を握ってくることもあります。
3.ふと横を見ると水槽から脱出してそばにいることがある。
4.食べかけのイカをくれることがある。
小さな歯形がついていることも…ちゃんと食べてあげましょう。
・求愛行動
求愛行動ではないのかと言われているのが、口を相手の体につけることではないかと言われている。
手のひらに乗せると指にすりすりしてきた。しばらくすると感触が違う?と見れば羽が触れるよりも軽いのではないかというくらいにキスされてる?
ということが、増えてきた。