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    sa_kuru_shikei

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    sa_kuru_shikei

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    knzk破壊演劇したかったなあ______

    ある美術部の1ページ

    菜月、明星板付き
    暗転
    菜「………完成」
    明「え、もう完成しちゃったの??早過ぎない??」
    菜「そんな事ない、ここからブラッシュアップしなきゃいけないし。」
    明「そりゃあそうなんだろうけど!…私なんてまーだ構図で鬼悩みしてるって言うのにさ!はーあ、どうしたもんだか……。」
    菜「明星は明星だから大丈夫だよ。」
    明「なんだそりゃ。それよく言うよね…。……あ、終わったんなら先生のとこ見せに行きなよ、ブラッシュアップするんでしょ?」
    菜「………今はいいかなあ」
    明「えー?まあ菜月がそう思うならいいけど。」
    菜「うん、明星のエスキース描くとこ見てるよ。」
    明「え、なんか恥ずかしいんだけど!?もーう、早く行きなさいよそんなこと言う人は!」
    菜「ほら、早く描いてよ」
    明「もう菜月ったら…」
    (ノック音)
    菜「誰?」
    明「さあ?はーい!」
    (ドア音)
    (泰美入場)
    泰「失礼します。…(キョロキョロして)ここって美術部の活動場所で合ってます?」
    明「合ってるよ!もしかして新入部員の子かな?」
    泰「はい。先生に入部届けは提出済みです。」
    明「そうだったの!?…もうあの先生は…ごめんね、全然情報回ってなかったぽくて知らなかったよ〜。これからよろしくね!えーっと…」
    泰「望月やす」
    (ガラガラ音)
    (恵入場)
    恵「はぁーーーー……」
    明「亀井ちゃん!おかえり!」
    恵「はい………ただいまです……」
    明「どうしたんだ〜?亀井ちゃん」
    恵「エスキース、通らなくって……抵抗したんですけど…マジであの先生私のことわかって無さすぎって、誰!?デスカ」
    明「新入部員の子!えっと…望月くんだよ!」
    泰「望月泰美です。安泰のたいに美しい、で泰美です。」
    恵「女の子みたいな名前…。」
    明「うんうん、素敵な名前だね〜!ってことは…私たちも名前とか教えた方がいいよね!えっと…ごほん!さっきからこちらに目もくれず私のエスキースを凝視しているのが、3年生で我が部の偉大な部長の美濃菜月!美濃せんぱーいとか部長〜とか呼んであげて!…それで、こっちにいるのは2年生の亀井恵ちゃん。で!もう1人2年生の子がいるんだけど…」
    恵「いないのと一緒です、別に教えなくても…」
    明「まあでも一応ね。えっとね、立花あや乃ちゃんっていう子がいるんだ。あんまり部活に来れてないけど…。けどとっても絵、上手なんだよ!で、最後!私は水野明星。3年生で、一応副部長やらせて貰ってるんだ。部費とか諸々で私とは関わる機会1年っていう短い年数だけど多いと思うから、よろしくね!」
    (明星、手を差し出す)
    (泰美、ちょっと動揺しながら手を取って握手する)
    泰「よ、よろしくお願いします」
    明「さ!じゃあこの部活について説明…はいる?体験入部の時、来てくれてたよね?…あ、亀井ちゃんはエスキースブラッシュアップしてなね〜!……菜月先輩はなんかアドバイスとか!出来たらして!」
    菜「……」
    恵「水野先輩………」
    明「なつきー!!!…ダメか…後で私でよければ見るからとりあえず、自分で考えてみなね。…ごめんねー!バタバタしちゃってて。で、体験入部!来てくれてたよね。」
    泰「はい。どういうノリの部活なのかのか…どんな感じのレベルなのか…とか、ちゃんと知っておきたくて。」
    明「そっか〜!じゃあだいたいの内容とかはもう把握してるよね。んーと………説明することか……」
    泰「あの、コンクールがあるって…」
    明「ああそうそう!今みんなコンクールのラフを考えてるんだ。もちろん強制じゃないよ!B1に描くんだけど、決して小さくは無いし……あ!だけど関係なく大きな作品作りたい〜でも良いし」
    泰「やります、コンクール。」
    明「ホント?やる気あるね〜!!じゃあもうラフとか考えちゃおう!…あとなんかあったかな。あ!美術部のLINEグループ招待しておくね!」
    泰「ありがとうございます。」
    恵「………はぁ。どうすればいいんだ…………」
    菜「明星、意見貰ってくるね」
    明「え!?あ、いってらっしゃ〜い。」
    泰「グループ入れたみたいです。」
    明「お、良かった!じゃあ望月くんもこっち来てラフとかやろうか!あ、クロッキー帳とか持ってる?」
    泰「持ってます!」
    明「ほんとにやる気100パーセントって感じだねー!私も見習わないとね。」
    恵「あの…水野先輩………」
    明「どうしたんだい亀井ちゃん…って菜月結局何もしなかったの?…はあ……もう菜月の奴………」
    恵「い!いえ…美濃先輩からアドバイスなんて烏滸がましいって言うか………緊張しちゃう、のでちょうど良かったっていうか………?」
    明「相変わらず亀井ちゃんは菜月のこと好きだね〜。まあどれどれ!あれからどうなったー?見せて見せて!」
    恵「はい…」
    明「ほうほう………これは何を表してるのかな?」
    恵「エッ…と………」
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