日本の二次元サブカルチャーでは、1990年代に形成されたショタや百合などのジャンルが、2000年代前半以降急速に女装表現と結びついていった。そこでは『GUILTY GEAR XX』のブリジット、『処女はお姉さまに恋してる』の宮小路瑞穂、『はぴねす』の渡良瀬準、『バカとテストと召喚獣』の木下秀吉(詳細はいずれも後述)といった美少女と見紛うような少年キャラクターが多数登場し、「男の娘」という新たな呼称とともに人気を広げていった。それらのキャラクターがオタク男性たちの性的指向の変化を反映したものかどうかに関しては専門家の意見が分かれているが、男性たちの「受け身になりたい」という願望が表れているであろうという点では大体の一致をみている。
江戸時代以前の日本は稚児や女形などの女装芸能が盛んであり、異性装を禁忌としていた西洋文化圏とは対照的な地域のひとつを構成していた。二次元の「男の娘」の動きはその伝統へ接続すると、インターネットの普及も大きな後押しとなって、「かわいい」に価値を置く若い世代のカジュアルな女装文化として定着を果たした。そのようなファッションを楽しむ、三次元の「男の娘」とよばれる男性たちの多くは、トランスジェンダーやゲイなどではなく、一種のコスプレイヤーであるという点で複数の専門家の見方が一致している。男性たちの背後には、やはり「かわいがられたい」という欲望の存在が指摘されている。
時期の重なり合う両者に共通する社会的背景は、第二次世界大戦後のフェミニズムの拡大・男性優位主義の縮小の過程と、バブル崩壊後の長引く景気後退・労働市場の急激な規制緩和であり、浮かび上がってくる問題は「男性の生きづらさ」である。少女のようにかわいい少年キャラクターに現実逃避し、あるいは実際に女装してリラックスしたいというこの現象は、21世紀初頭の日本における男性問題の映し鏡として登場したものという考察がなされている。
ジョジョ
女性じゃないから余計に性的指向として燃えるとかそういう変な連中だったな
類似イラストにだまされた男ですか
乳袋じゃーデスね
あまぎ
あの神は。死んだ。