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    おナス田ポン之介

    色々

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    POIPOI 41

    【祈りの行方】
    帝国歴1185年、星辰の節。女神の塔で再会を果たしたベレスとディミトリ。しかし5年の歳月が過ぎ、かつての生徒も今や自分の知っている生徒たちではない。ベレスは一人、どうあるべきかを考える。

    ※軽度な流血表現あり

    #FE風花雪月
    feWindAndSnow
    #ディミレス
    demesne

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    ラッキー

    MEMOFE風花雪月*前のユリレス漫画 https://poipiku.com/2520/1808320.html のとき、まとまらなすぎて自分用に小説書いてから漫画化したんだけどその時のテキストが出てきたので。
    自分用かつ真面目に書く気がなかったのでゆるゆるです…
    後編のテキストもあるんだけどこれよりもっとひどいので出す気はないです…
    ----------------------------------
    ――なんとなく、夜明けは嫌いだ。
    (うわ、夜が明けちまった。今日は時間かかったもんな……)
     背後から差した明かりを振り返り、ユーリスは嘆息した。
     しょぼしょぼする目をこすりながら、洗いたての太陽が差し込む寮一階の前を歩いていく。眠気と疲労で足先が重い。何せ昨日の宵に修道院を発ち、今やっと帰ってきたところなのだ。
    (今夜行った貴族の領地は遠かったから、行って帰ってくるだけで疲れたな……もう一日余裕があったら助かったが、明日は課題があるから外せねえんだよな……ああ、早く帰って休みてえ……)
     心の中で愚痴を並べながら、ユーリスはアビスの入り口に目を向けた。その視界に入り込んだ異物に眉をひそめる。疲れで幻を見たかと思わず目を擦ったが、どうやら現実らしい。
     アビスの入り口は実は寮の隅にあり、そして寮の一番端の部屋は、我らが学級の教師に割り当てられている。
     その教師が自室の扉に寄りかかって座り、そこに眠っていたのだ。
     ユーリスは、なぜかどっと疲れが噴き出すのを感じた。
    (……なんでこの先生は外で寝てるんだよ……自室使用禁止令でも出されたのか?まさかな)
     ――この教師のことは、よくわか 1488