無題「死」とは恐怖を意味する。
愛するものとの別れ、生命活動の停止。いずれ来る終わり。
分かっていても、いつだって隣にあるもので受け入れがたいものである。
不老不死の自分に訪れることはなくとも、彼にはその時がある。
それでも、離れたくないと思った時・・・自分は死を選べるだろうか。
「まーた悩み事か?」
お前も飽きないね、と眉間をデコピンで弾かれる。
気付けば青いハリネズミが目の前にいて、日はとっくに傾きかけていた。
任務が終わってから妙な感情が胸を支配して、意味もなく彷徨い続けていた気はする。
(とはいえこいつにこんなことを言われる筋合いはないが。みたいな一文。)
「貴様のように、能天気な奴と一緒にするな。」
そう返すと、心外だと言わんばかりの顔で抗議された。
「おいおい、だったらお前に声かけてないぜ。」
「脳みそ空っぽで声をかける、その無神経で無遠慮なところが(邪魔とか嫌いだとかそういう系)」
「中身が詰まり過ぎて、今にも爆発しそうな誰かさんとは大違いだな。」
「・・・。」
「・・・。」
一瞬で空気が張り詰める。視線をお互い逸らさずに、一歩も動かない。
どちらかの靴が擦れる音を立てた瞬間。戦いの火蓋は切って落とされた。
(戦いの描写)
肩で息をする姿が見えるが、それは自分も同じである。さすがに今回は分が悪いが、負けていい理由にはならない。
唯一無二の究極生命体は如何なる場合でも、立ち続ける。矜持をかけた戦いだろうと、屍の山の上だろうと。
そして次の一手に思考を巡らせ、動き出そうとした時。
「Stop!」
鋭く発した言葉によって止められた。
このあとソニックが止めて、諭すパート。
メモ書き
「お前、何に悩んでるか知らないけどさ・・・わからないことはわからないんだよ。」
彼の方を見た。その瞳はまっすぐ僕を射抜いている。
「その時はその時さ。今考えることじゃない。」
「はぁ・・・君らしくて反吐が出るな。」
「お前らしいといつもしかめっ面になるからな。」
顔を殴ってやろうかと思ったが、その気力もなかった。
まったく、君には敵わない。←締めの言葉の予定