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    Shushi_zu

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    初描き蘭嶺漫画

    #蘭嶺
    orchidRidge

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    other8e

    MOURNING恋愛感情じゃないと思ってる嶺二。
    まえにTwitterにあげたような気もするけどみつからなかったのでこちらに。
    ランランと過ごす時間は心地良いし、楽しい気持ちになるから好きだ。それは恋愛感情とは別だったけど、ランランから告白された時に居心地の良さを取りOKした。好きって言葉は便利だ。LikeでもLoveでも使えるから。
    「ぼくもランランのこと好きだよ」
    まさかぼくからそんな答えが返ってくるとは思っていなかったようで一瞬目を見開いた後、ほっとしたような、嬉しそうな、泣きそうな顔は幸せそうな笑みへと変わった。ぎゅっと抱きしめられれば、触れ合う部分はとても熱くて、ランランの高揚が伝わってきてなんだかぼくまで嬉しくなってしまった。
    こうしてぼくとランランのお付き合いが始まった。


     付き合う前からランランが結構スキンシップは嫌いじゃないし優しい男だというのは知っていたけど、交際を始めてからはよりいっそうそれを知ることになった。
    どちらかの部屋に遊びに行った時なんか、ソファじゃ隙間を空けずにぴたりとくっついて座ったり、たまに後ろから抱きかかえられることもあるし、膝の上に座らされたこともある。さすがに最後のはちょっと恥ずかしかったけど、ランランはとっても満足そうだった。
    寝る時は隣でくっついて眠るし、いっ 2025

    other8e

    MOURNING両片想い時計が夜の9時をまわった頃、玄関の扉を遠慮がちに叩く音が聞こえた。
    その音で先日壊れたイン夕ーフォンをそのままにしていたことを蘭丸は思い出す。
    ちょうど今はベースの練習もしておらず音の鳴る機器もつけてなかった。場合によっては居留守を使おうと動きを止め、外の物音に聞き耳を立てる。
    アイドルという肩書きの身分としてはいささかセキュリティーに難のある部屋に住んでいるため、静かにしていると外の物音がよく聞こえるのだ。それはもちろん反対に外からも聞こえるということだ。身じろぎせずに外の気配を探っている間も、コンコンという音は少し間を開けながら続いている。そして周囲を気にしてトーンを下げているのか、かすかだが人の声も聞こえた。
    こんな時間に誰だよと思うも、すぐにこんな時間にアポ無しで来る人物は一人しかいないと、蘭丸はソファから腰をあげ玄関へと向かう。
    扉の前まで来ると先程よりははっきり聞こえる声に思い浮かべた通りの相手ががいることが分かった。蘭丸はこれから起こるだろう迷惑事に対する意趣返しだと、知らぬふりでドアの外に向けて声をかける。
    「どちら様ですか」
    「良かったランランいるんだね。ぼくだよ、ぼ 7567