言い訳眉間に皺が寄っているのが自分でもわかる。俺はシフト表を前に思わず深いため息をついた。

ちょうど夕飯時終わりのシフト枠。主婦パートが姿を消して人手が薄いのに、帰宅ついでの客足が途切れない時間帯。正直あまり人気のない枠だ。深夜の割り増し賃金をチラつかせれば喜んで俺とシフト交代しそうな学生バイトの名前が、ポツポツと目に留まっていた。

「お、タナカ先輩。シフト変更？」
めずらし〜。とダル絡みしてくる同い年の社員を無視して思考を巡らせる。そう、代わろうと思えば代われる。代われるのだ。

――でもそれじゃあ、俺が小宮さんのストーカーみたいじゃん。


用事？デート？そういや懇親会で当てた遊園地のヤツ使った？などと余計なことを言いながらシフト表を覗き込んで来た同僚を、今度は意識して出したデカいため息で追い払う。うるせっつーの。

（哉虎）love story
*call on me番外
*老套预警


——“你只要活到八十多岁就好了。”

他把自己放入水中。
水中的世界很安静，只听到水声在耳边细微的滚动，他像是被包裹进了一个温暖的，和现世隔绝开来的，绝对安全的场所，耳机的声音开始有点沙音时候，他才发现自己居然又忘记摘耳机了。
耳机里低哑慵懒的男声依旧在歌唱：
“……
I got lost, lost on the way to you
……
I got lost, so I'm gonna need you to
……”
声音渐渐都听不清了，他闭上眼，好像又被昏黄的灯光掠过自己的眼皮，冰冷的水包裹着自己不断下沉，下沉，有书页翻动的声音在不远处。