ねぎを襟足がとあるパーティーに潜入調査をするお話(途中)ボスの命令で潜入調査をすることになりねぎと僕の二人で任務に行くことになった。ねぎもこのファミリーに来て数年になり新人の教育係に任命され忙しく過ごしているようだった。僕も僕でボスの右腕としてボスのおそばで仕事をしていたから二人で任務をするのは久々でねぎがどれほど成長しているのか今から楽しみだ。
「今回呼んだのは2人に潜入調査をしてもらいたいと思ったからだ。理由としては僕の会社で働いている従業員が突然失踪してしまったんだ。しかも特定のパーティーに参加した後にね。だからそのパーティーに潜入してもらって原因を探ってきてほしいんだ。」
ボスが簡単に今回の任務について説明をしてくれた。
「従業員が突然失踪ですか...物騒な話ですね。」
ねぎがポツリと呟く。
「あぁ、失踪してしまった従業員は周りに聞いたところ、真面目に仕事をしていて妻子もいる人物だそうだ。」
ボスが従業員について詳しく話してくれた。
「そうすると失踪する理由がありませんね。」
そう、充実した日々を過ごしている人間が失踪するとは考えにくい、しかも同じパーティーに参加してるとなるとそこ調べるのは合点がいく話だろう。しかし、あまりにも分かりやすい手がかりすぎる気もするが......なにか裏があるかもな。まぁ関係ない、どんな罠があろうとも完璧に任務をこなすだけだ。
「ボス、大体の概要は分かりました。潜入する日取りはいつでしょうか?」
確認のためにボスに確認をとる。
「急ぎなんだが明後日には頼むよ」
「わかりました。ボス」
「サーイエッサー!」
ボスに返事をし、一礼して部屋からでる。そうすると早速ねぎが話しかけてきた。
「エリアシ先輩!久しぶりの一緒の任務ですね!」
いつも通りの元気な声で僕に話しかけてくるねぎ
「あぁ、そうだな最近はねぎも成長して新人の教育係にをしているからな...しかもみんなの運転もしてるんだろ?お前も立派なマフィアだな」
最初に入ってきたときはガチガチに緊張していて何気ない任務にも失敗していたねぎが人を教育する立場になるなんてな...ほんとに成長したよ。
「えへへ、私なんて先輩たちに比べたらまだまだですよ~もっとたくさん教えてくださいね!エリアシ先輩!!」
ねぎは屈託のない笑顔で笑いかけてきた。
「当たり前だ。まだまだ教えることはあるからな、しっかりついてこいよ」
「はい!」
ねぎは元気に返事をした。
そんなたわいもない話をしてそれぞれの日常を過ごした。
あっという間に任務の日になった。