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    ぷるにゃ

    @purupeki

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    ぷるにゃ

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    ⚠️注意⚠️ 膝膝
    初心者なので添削入れて頂いても…

    先に上げた夕焼けイラストに関するストーリー
    文才が無くてとにかく恥ずかしい。

    ##膝膝
    #刀剣乱腐
    swordCorruption

    俺と二振目は珍しく揃いで非番だった。
    と、いうのも俺は極の修行ののち、再び兄者と共に出陣する機会が増え、一方で二振目は日々遠征へと出掛ける事が多く、帰還したと思えば演練へ参加、演練で調子付いたところで再び遠征に出掛けていくという繰り返しだ。そういぅた日々が続き自然と顔を合わせる機会が少なくなっていたところだった。

    とは言ったものの久方振りの非番に特別な予定も入れておらず、俺と二振目は各々、洗濯や拭き掃除など本丸内で日々の務めに従事している者を手伝おうということになった。
    だが仲間思いの面々に折角揃っての非番なのだから二振りでゆっくりしてこいなどと言われ、内番着のまま宛所もなく森を歩いていた。

    戦ではなく平時でゆったりと自然の中に身を置くという行為に心が落ち着く。俺たちはお互い別行動している間の出来事を語りあった。自然と兄者に関することが多くなるが、兄者は我々にとって誇れる兄であり、強いだけでなく可愛らしい行動にも好感が持てるのだ。二振目に兄者自慢をして共感を得られるのも嬉しいし、二振目の兄者の話を聞く事も興味深い。
    我々同位体は個体差はあるものの、ほぼ好みや考え方は似ている。兄者の対である事への誇り、また兄者に相応しい弟として如何にあるべきか…意見を交換し合ううちに自然と時が過ぎていった。

    二振目に半ば白状させるような形で告白させ俺たちは所謂恋仲になったが、相手が遠慮がちな事もあり関係は以前とさほど変わってはいない。実際、俺たちは気の合う友人のようである。会話も弾むし一緒にいる事は心地よいが俺自身は物足りなくも感じていた。

    そろそろ何か進展があっても良いのではないか…本丸の者たちもそれを期待して今日俺たちを見送った筈だ…先に顕現した俺が主導するべきか…二振目の話に相槌を打ちながらも考えを巡らす。

    いつの間にか太陽が遠くなり、俺たちは橙色の光を背中に浴びていた。夕餉の支度は手伝おうと決めていたのでそろそろ戻らなくてはならない。二振目に視線を向ける。
    目が合うと相手は急に黙った。どうしたと思っていたら肩に手がまわされ引き寄せられる。頬に彼の唇が触れ、心臓が跳ねた。彼の方を見ると顔が真っ赤に染まっている。夕焼けのせいでは無い。

    そして二振目は震える声で
    「ずっと一緒にいたい」
    と言った。

    言葉にされる事は珍しく、嬉しさのあまり固まってしまう。返事が無いことに若干不安そうな表情を浮かべる二振目に庇護欲が掻き立てられる。
    何か言わなくては…こちらが口を開こうとすると更に聞いた事の無い真剣な声で
    「愛してる」
    と畳み掛けられる。

    もう泣きそうだ。
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