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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    アイドラ小説
    こずえ先輩と世良の話
    専属になって欲しいと世良が言う話

    「こずえ先輩、今日もよろしくお願いします」
    「お、世良来たね〜座って座って」
    放課後、美容科の教室を覗いた世良は丁度準備をしていたこずえを見かけてそのままいつもの様に椅子に座る。こずえは世良のヘアゴムをゆっくり解くと髪を梳かしながら話す。
    「うん、ちゃんと手入れされてるね〜。オレが前勧めたシャンプー使ってる?」
    「はい!あれすごくサラサラしますよね」
    「でしょー?世良の髪質に合ってるやつ選んだからね、あと、今日勧めたいものがあって……」
    そう言うとバックの中を探し始めるこずえの後ろ姿を見て世良は見つめて口を開いた。ずっと考えてたことを。
    「……ねぇ先輩、俺の専属になりませんか?」
    「…………え?」
    突然言われたことに驚いたのだろう、なにやら容器を落としてしまってこちらを見て固まるこずえ。彼のそんな様子を見て少し笑ってしまったが、世良は話を続ける。
    「ずっと考えてたんですけど……。先輩の手、魔法の手だなぁって思ってて。初対面で俺の髪を綺麗って言ってくれたのも、今もこうして専属というわけじゃないのに髪の手入れとか、肌の手入れとか教えてくれたり……。先輩って魔法使いなんですよ、だから……。……俺の専属になってください、俺をもっと輝かせてください」
    世良が微笑みながら話をして固まっていたままのこずえだったが、すぐにハッと我に返る。そんな様子すら笑ってしまう、まさか自分から専属になって欲しいなんて言われるなんて思わなかったのだろう。こずえは笑い返して言った。
    「任せろ!これからも俺が世良を輝かせてみせる!」
    「へへっ、先輩がそう言って貰えるの心強いです」

    世良が専属になってほしいと話したあの日から幾日かすぎた頃、ライブ会場の控室で髪を綺麗に梳かしてもらい、いつもの髪型にしてもらっている世良。少し違うところは世良の目の色と一緒なインナーカラーが入ってる事だった、染めた訳ではなくエクステだ。鏡でみる自分は髪色が一部違うだけで印象がだいぶ違うな、と改めて思った。
    「はい出来た!世良どうだ〜?」
    「へへ、先輩相変わらず魔法の手ですね」
    「うんうん、そのインナーカラーも似合ってる。今日もライブ頑張れよ」
    「もっちろん!」
    ステージ袖に移動してスタッフから最終確認やマイクの調整が入る。帽子を被ろうとしたらまった、とこずえから声がかかった。
    「なぁ、俺にさせて?」
    「……いいですよ、はい先輩」
    こずえに帽子を渡すと優しく帽子を被せられる、人からされるのは滅多にないので新鮮だ、と思いつつこずえを真っ直ぐと見た。
    「なら先輩、行ってきます」
    「おう!行ってこい!」
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    ちょこ

    DONEよその子さんお借りしてます
    二次創作
     その日は、雨が降りそうだと言わんばかりの曇天だった。昨日の天気予報では朝から晴れると言っていたはずなのに、いざ当日になったらこの天気だ。凪は頬杖をついて窓の外の風景をぼぅ、と眺めていた。この調子では晴れそうにない、凪はそう思ったあと椅子から立ち上がり、事務所に備え付けであるミニキッチンへと向かう。お湯を沸かせるくらいは出来るミニキッチンにて、お湯を沸かしコーヒーを淹れた後、コーヒーを飲み外を眺めた。
     何でも屋に定休日はない、依頼が来れば仕事の日になるし、来なかったとしても書類作業をする。ある意味気分で休みが決まると言っても過言ではなかった。そして凪は、二階にいる八重の所へ行こうかと考えていた。八重は朝から体調が優れないように見えた。凪から見たら休んだ方がいいなと感じたため、八重を休ませたのだ。当の本人は大丈夫だと言っていたが、それでも休ませた。依頼主が来る様子はない、なら八重のところに行こうと思った。事務所は二階建てのビルになっており、凪の居る一階は何でも屋の事務所で二階は居室スペースだ。コーヒーを飲み終わったマグカップを流しに置いた後、事務所を出る。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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