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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    パロもの

    よその子さんお借りしてます

    ##パロもの

    怪我 ダミアと次にあるイベントのために話し合いをしていると放送が流れた。この放送を聞いて話し合いを中断しジャンケンをする。そう、この放送は四天王が倒されたという放送、つまりチャンピオンの2人の出番というわけだ。ジャンケンに勝ったのはレイフ、防衛戦はダミアというわけになった。
    「どんな奴だろうな」
    「まぁここまで来るんです、強いのは分かりますよ」
     そんな会話をしているとスタッフが慌てて2人のところに来る。なにかあったのだろうかとスタッフの話を聞くと、どうやら挑戦者が難癖をつけてきたらしい。簡単に言えば二人まとめてのタッグバトルで戦えと言う。スタッフが何度も急にそれは出来ないと言っても聞かなかったらしい。
    「なんだよそれ」
    「相当自分に自信があるんでしょうね。……いいですよ、ね? ダミア」
    「いいぜ、勝たせるつもりないし」
     そう言ってスタッフが立ち去る、タッグバトルという事なのでお互いどのポケモンを使うか相談しつつ勝負の地へと行く。

     挑戦者vsチャンピオン二人というタッグバトル、挑戦者はあとポケモンが1匹という中チャンピオン2人はまだお互い一匹目のポケモンだった。
     相手も焦りが見えていた、相手からしたら考えていた事とちがっていた、というかまさか一匹も倒せてない事自体が想定外だったのだろう。相手に焦りが見えていた、そんな中レイフとダミアは会話をする。
    「……なんだか相手のポケモン……覇気がないと思いませんか」
    「あー……なんかあれだよな、あのトレーナーに怯えてるというか。技外したらアイツすごい怒るよな」
    「……ここまで気分の悪いポケモンバトルは中々ないですね」

     相手の最後のポケモンが出てきた、目がどこか怯えていた、直感的に自分が最後だと分かったのだろう、そしてここで負けたらあのトレーナーから想像したくないが、虐待まがいな事をされるのだろうと考えてしまう。
     だからといってバトルに手を抜く訳にはいかない、ポケモンはトレーナーを選べないと少し可哀想に思いつつ指示を出そうとすると何か嫌な予感がした。
    「ヨルノズク! チャンピオンにエアスラッシュだ!」
     ダミアとレイフは今相手が何を言ったのか耳を疑った、トレーナーに攻撃をするのはルール違反、今その相手はそのルール違反をするという事だ。
     ヨルノズクは戸惑いの目をした、ポケモンになんて事をさせるんだとレイフの目が険しくなる、そして隣からひしひしと伝わる怒り、これは相当怒ってるなと思いつつレイフのエルレイドが構え始めた。
     審判がバトル中止を大声で言うが相手は無視してヨルノズクに指示を続ける。ヨルノズクは最後までオロオロとしていたが、相手の恐怖心が勝ったのだろう、エアスラッシュを放った。

    「ウィンディ! かえんほうしゃで薙ぎ払え!」
    「エルレイド! サイコカッター!」
     ダミアのウィンディとレイフのエルレイドがエアスラッシュを跳ね返したり薙ぎ払う、その中、エルレイドが跳ね返したエアスラッシュの当たりどころが悪く、レイフの額に当たってしまった、威力は弱まってるとはいえ額は切れ血が流れた。
    「っ……」
    「レイフ!」
     ダミアさんが目を見開いてレイフにかけよる、エルレイドもオロオロし始めた、自分のせいだと震えているとそんなエルレイドにウィンディが心配そうに隣にやってきた。そんなエルレイドに優しく体を撫でるレイフ。

    「ダミア、大丈夫です。かすり傷です……エルレイド、そんな震えないでください、貴方が威力を抑えてなかったらもっと大怪我してましたから。そんな泣きそうな顔しないでください。……今決めました、あのトレーナー、叩き潰します。……ダミア、その殺気を相手にぶつけるくらいなら一緒にあの腐った根性叩き潰しましょう、自分のポケモンがあんな悲しそうな顔してるのに気づかないなんて……」
    「……お前なぁ、相手のポケモンより自分の心配しろよ……。まぁ、腐った根性叩き潰すってのは共感だな、するか」

     あのあと、バトルを中止する審判をなんとか説得してあのままバトルを決行した。勝負は言わずもなチャンピオンの二人勝利、勝負が終わったあと問題を起こしたトレーナーはジュンサーさんに連れられてしまった、そして置いてけぼりになった相手のポケモンを保護する。保護されたポケモンは怯えた目で二人を見た。
    「大丈夫だって、酷い事はしないから。な、レイフ」
    「……そんな怯えなくていいですからね」
     二人は優しくポケモンを撫でた、二人の手持ちのポケモンもそんな怯えているポケモンのそばに寄り添うように何か話してる、ポケモンの言葉は分からないが安心させてるのだろうと見ている。
     ダミアから手を引っ張られる。なんだろうかとみているとダミアから怒られた。

    「お前やっぱ馬鹿だな! あんな怪我してバトル決行なんてさ! まぁ賛成した俺も俺だな。……なにがかすり傷だよ、血あんなダラダラ出てたくせに、ほら病院行くぞ、応急処置しかしてないし」
    「……ダミア、すみません。でも貴方、あのトレーナーにとんでもない殺気飛ばしてましたよ」
    「……そりゃ親友が怪我したら睨むだろ、レイフももし逆だったら同じことするだろ?」
    「まぁその時は相手にトラウマ植え付けるくらいには」
    「レイフらしいな」
     思わず笑ってしまった二人、ダミアにあのポケモンたち自分らが引き取れないだろうかと相談しつつチャンピオンリーグを出た。
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    ちょこ

    DONEよその子さんお借りしてます
    二次創作
     その日は、雨が降りそうだと言わんばかりの曇天だった。昨日の天気予報では朝から晴れると言っていたはずなのに、いざ当日になったらこの天気だ。凪は頬杖をついて窓の外の風景をぼぅ、と眺めていた。この調子では晴れそうにない、凪はそう思ったあと椅子から立ち上がり、事務所に備え付けであるミニキッチンへと向かう。お湯を沸かせるくらいは出来るミニキッチンにて、お湯を沸かしコーヒーを淹れた後、コーヒーを飲み外を眺めた。
     何でも屋に定休日はない、依頼が来れば仕事の日になるし、来なかったとしても書類作業をする。ある意味気分で休みが決まると言っても過言ではなかった。そして凪は、二階にいる八重の所へ行こうかと考えていた。八重は朝から体調が優れないように見えた。凪から見たら休んだ方がいいなと感じたため、八重を休ませたのだ。当の本人は大丈夫だと言っていたが、それでも休ませた。依頼主が来る様子はない、なら八重のところに行こうと思った。事務所は二階建てのビルになっており、凪の居る一階は何でも屋の事務所で二階は居室スペースだ。コーヒーを飲み終わったマグカップを流しに置いた後、事務所を出る。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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