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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
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    ちょこ

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    パロもの

    よその子さんお借りしました

    ##パロもの

    体調不良のチャンピオン チャンピオンリーグにてポケモン達のコンディションや技の確認をする二人。ふとダミアはレイフを見た、レイフはいつも通りシャンデラに話しかけているように見えた、ダミアのウィンディが首を傾げながら同じようにレイフを見る。
     ダミアは黙ったままレイフに近寄り、それに気づいたレイフが顔を向けた。
    「……ダミアどうしました?」
    「レイフ調子悪いだろ」
    「………。いつも通りですが」
     シャンデラが心配そうにレイフの周りをウロウロとする、そんなシャンデラを宥めながら思わず頭を押えてしまう。
     実は朝から頭痛が酷かったのだ、痛み止めを飲んだから大丈夫だろうと思っていたのだが、どうやら親友の目は誤魔化してくれなかったようだ。

    「ほら体調悪いじゃん」
    「……やっぱりダミアには隠し事出来ませんね……。なんでいつも分かるんです?」
    「いや結構分かりやすいぞレイフは」
     どこがと聞こうとしたが多分言ったらまた上手く誤魔化されるだろうというダミアの考えからか話してくれなかった。
     そうしてるうちにも頭痛は止まってくれない、だがリーグを休む訳にもいかない、また痛み止めを飲もうかと考えて薬を取り出すとダミアから止められた。
    「どうせそれ飲んで”ここ”に立とうとか考えてるんだろ、少し寝てろって」
    「ですが休む訳には」
    「……レイフは俺が挑戦者に負けるとか思ってるのか?」
    「………そういう訳では、そんな事思うわけないですよ。ダミアはチャンピオンなんですよ。………あぁ。すみません、俺が悪いですね……ダミアを疑ってたわけじゃないです、でも心の底じゃ不安だっただけなんです。…………頼めますか。防衛戦、俺の分まで」
    「任せとけって、ほら立つのも辛いんだろ、早く休めよ」
     よほど体調が悪いのだろう、段々と顔が真っ青になっていくレイフの肩を持って医務室へと運ぶ。最後まで謝りながらベットに横になりすぐ目を閉じたレイフ。
     医者も傍から離れようとしないシャンデラもいる、とりあえず大丈夫だろうと医務室をあとにした。ダミアは自分の手持ちポケモン達に言う。
    「今日はいつもより頑張ろうな、レイフがあんなフラフラの状態で俺が負けたら情けないしな」
     その時放送が入った、挑戦者が来たという合図だ。行くかと思いその場を後にした。

    「………」
     どのくらい眠っただろうか、レイフがゆっくり目を開け体を起こす、あれほど酷かった頭痛が今ではだいぶ良くなった。
     時計を見るともう夕方、確かここに来たのが朝だったような……相当寝ていたらしい。レイフが起きた事にシャンデラはくるくると回る、もう大丈夫?と言っているようだ。
    「大丈夫ですよ、ご心配おかけしました」
     医者の診察がはいりもう大丈夫でしょうと言われた。医者からダミアさん凄かったですよと話し始める。
    「今日に限って挑戦者さん結構来たんですよ」
    「え、大丈夫だったんですか」
    「大丈夫だったからレイフさんは一度も起きなかったんですよ」
    お大事にと医者から言われて急いでダミアの元へと行く。

    「ダミア、すみません今起きました」
    「お、もう大丈夫そうだな」
    「……すみません、お医者さんから聞きました。結構来たんでしょう」
    「あー、いつもより来てたけど大丈夫だったぜ。な、大丈夫だっただろ? 俺一人でも? けどやっぱレイフが居ないとだめだなー」
    「……やっぱりダミアは凄いですよ」
     やっぱり親友は強いし凄いなとレイフは笑う、その時レイフの腹の虫がなる。そう言えば昼ごはん食べてないと思わず恥ずかしくてお腹を押えた。
    「……ずっと寝てましたから……」
    「ならどっか飯食いに行こーぜ、俺も腹減った」
    「俺が奢りますよ、今日はお疲れ様でした」
     四天王らから体調悪いなら無理をするなとまたいつものように怒られたが、四天王らも心配していたのだろう、栄養ドリンクやゼリーやら冷えピタやら渡される。四天王らの心遣いにお礼を言って後日お礼をすると言ってからリーグを後にした。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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