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    ちょこ

    主に企画参加の交流小説、絵など投稿してます
    よその子さん多め

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    ちょこ

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    くくばく
    よその子さんお仮してます

    ##くくばく
    ##じじみと

     風呂から上がり、髪をタオルで拭きながら着替えるみとら。風呂に入る時、必ずと言っていいほど一緒に住んでいる慈々とも入るため、必然的に慈々も一緒に上がった。髪に含んでいる水分をそこそこに拭き、服に着替える。きちんと髪をドライヤーで乾かす慈々に対し、ポタ、ポタ、と雫がおちる髪をそのままに移動しようとするみとらの服の裾を掴む慈々がいた。
    「とら、髪乾かすから待って」
    「……」
     慈々の言葉に素直に待つみとら。みとらからしたら、髪なんてほっとけば乾くという考えなのだが、一緒に住むようになってから、みとらの髪を乾かすのは慈々の役目といってもいいほどに、きちんと乾かしてくれるのだ。
    「とら、座って」
     そう言われ、みとらは洗面所を出てすぐに置かれている折りたたみ式の椅子を手に取り、それを組み立てると座った。まずは髪の水分をとるために、慈々は新しいタオルを手に取り、優しく拭き始めた。
    「なんでちゃんと乾かさないの、風邪ひくよ」
    「引いたことないから大丈夫」
    「そういうと風邪ひくよ」
     あらかた拭いたのか、慈々はドライヤーを手にするとスイッチを入れる。大きな音と共に、温風がみとらに当たった。慈々の乾かし方が上手いのか、毎回気持ちよくて眠気が襲ってくるのだ。少しあくびをして、うつら、うつらと眠たそうな顔をするみとらの顔が鏡に映っているからか、慈々は少し笑う。
    「子供みたいだね、とら」
    「んー……そうか?」
    「人前じゃ絶対に見せない顔だね」
    「見せる気ないからな」
     それにしても、慈々は乾かすのが上手い、とみとらは目を閉じる。それにしても、毎回のように自分の髪に触れる慈々の手つきが優しいのだ。みとらはずっと思っていたことを聞いてみようか、と思い口を開く。ドライヤーを使っているため、普段より声を大きめにして。
    「慈々は俺の髪、好きなのか」
    「好きだよ」
    「初耳だな」
    「俺と真逆の色だから」
     その後に、だからなんで髪をすぐに乾かさないのか、って言い始める。なんでと言われても、とみとらは思いつつ、なら、と口を開く。
    「これからも髪を伸ばし続ける」
    「それは自由だけど、ちゃんと手入れしてよ……」
    「慈々が触ってくれるなら、慈々がしてほしい、手入れ」
    「とら……。そう思うなら尚更ちゃんと髪の毛乾かして」
     元々、髪を伸ばしていた理由は、初めての任務で片目を怪我したあの日から、自分がこれからも無事で居られるように、という願掛けの意味合いで今日まで伸ばしてきた。なら、理由は増えたって構わない。
    「慈々から乾かしてもらうのが好きだから、俺は」
     そう言って笑った。
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    ちょこ

    DONEよその子さんお借りしてます
    二次創作
     その日は、雨が降りそうだと言わんばかりの曇天だった。昨日の天気予報では朝から晴れると言っていたはずなのに、いざ当日になったらこの天気だ。凪は頬杖をついて窓の外の風景をぼぅ、と眺めていた。この調子では晴れそうにない、凪はそう思ったあと椅子から立ち上がり、事務所に備え付けであるミニキッチンへと向かう。お湯を沸かせるくらいは出来るミニキッチンにて、お湯を沸かしコーヒーを淹れた後、コーヒーを飲み外を眺めた。
     何でも屋に定休日はない、依頼が来れば仕事の日になるし、来なかったとしても書類作業をする。ある意味気分で休みが決まると言っても過言ではなかった。そして凪は、二階にいる八重の所へ行こうかと考えていた。八重は朝から体調が優れないように見えた。凪から見たら休んだ方がいいなと感じたため、八重を休ませたのだ。当の本人は大丈夫だと言っていたが、それでも休ませた。依頼主が来る様子はない、なら八重のところに行こうと思った。事務所は二階建てのビルになっており、凪の居る一階は何でも屋の事務所で二階は居室スペースだ。コーヒーを飲み終わったマグカップを流しに置いた後、事務所を出る。
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    ちょこ

    DONEダミアさんお誕生日小説
    ダミアさんお借りしました!お誕生日おめでとうございます!
    モンブラン「ダミア、お誕生日おめでとうございます」
    「おー! ありがとな!」
     レイフが借りている拠点と言っていい住まいにダミアを呼び、目の前にケーキを出す。ダミアと前もって連絡を取っていたため、こうして呼べたのだ。ケーキはレイフの手作りだ。本当なら、料理も出そうかと言ったのだが、間髪入れずに断られてしまった。今度こそ上手く作れるような気がしたのにな、とレイフは残念そうに思いながらも、ダミアを見た。
    「このケーキ……モンブランか?」
    「そうです、アマロンを使ってます」
    「へー! 王様って呼ばれてるやつじゃん!」
     ダミアは感心したようにケーキを眺めた。アマロン、様々な栗の中で特段に甘い栗の事だ。身も大きいのだが、育てるのが難しく、しかも、大きく育てようと魔力を使うと、すぐに枯れるという性質を持っていた。なので、完全な手作業、時間をかけてゆっくりと育てる。そのため、栗の中の王様、という意味で【アマロン】と呼ばれるのだ。一粒だけでも驚くほどの高額で取引される。その高額さに、一時期偽物のアマロンが出回るほどだった。偽物のアマロンと区別を測るための道具すら開発されるほどに。
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