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    yoriri3

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    yoriri3

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    キスディノ

    「まじ~~~」
    キースのうんざりした声がミーティングルームに響く。ミーティングルームにいるのはブラッドとキースだけで他はもう出て言っている。ミーティングが終わったあとの書類をまとめながらブラッドが差し出したのが「禁煙飴」だった。なんでも漢方を配合して体の毒素をうんぬん、とにかく禁煙者向けのアイテムである。キースはタバコを減らそうとディノが帰ってきてから努力しているのだが、努力は実ってはいない。
    「おい、ブラッド。ホントにこれ効くのか」
    「さあな。俺はその飴を必要としていない。ユーザ評価の高い商品を選んだだけだ」
    「そですか」
    キースはしぶい顔で口の中の飴を転がした。まずい。しぶい。サディストの味がする。
    「まあありがとよ」
    キースはブラッドの心使いに感謝しつつ、プリントのたぐいを取りまとめて部屋を出ていった。




    「アハ、キース、しぶい顔」
    キースが部屋のリビングで禁煙飴を食べてしぶい顔をしていると、フェイスとジュニアが部屋にやってきて飴に興味を示した。ブラッドにもらったことは適当ににごしつつ、キースは禁煙飴だと告げる。
    「へえ、本当に禁煙する気はあるんだ」
    「信じらんねえ」
    フェイスとジュニアはキースに胡乱な視線を向ける。キースが禁煙できるとははなから信じていない顔だ。
    「なあそれどんな味なんだ」
    ジュニアがキースの飴に興味を示した。
    「食べたらわかる」
    キースは飴を食べたくなくて少しでも減らしたいので、ジュニアに勧めた。
    ジュニアは袋から一粒出して口にいれる。
    「ぴぎゃ」
    ジュニアは口を押えた。フェイスも一粒つまんでなめて顔をしかめると、飴を速攻ゴミ箱に捨てた。
    「おチビちゃんも捨てれば?」
    口を押さえているジュニアは、吐き出したい葛藤と食べ物を無駄にする葛藤に苛まれ口を押えていた。フェイスにティッシュと差し出されジュニアは飴を吐き出した。
    「なんだこれまずい!おれはぜってータバコなんか吸わねえからな」
    「おう、そうしとけ」
    リビングでわいわいしていると、ディノが帰ってきた。
    「ただいま~、あれみんなどうしちゃの」
    と早速輪に入ってきたディノにかくかくしかじかと禁煙飴の説明をした。
    ディノも味に興味があったのか禁煙飴を一つ口に入れる。
    「うーんこれは、よく聞く薬の味だな」
    ディノも微妙な顔をしてぼりぼり飴を噛んで飲み込んだ。しばらく四人で雑談して、フェイスとジュニアはそれそれ部屋を出ていった。残されたキースとディノはテレビを見てリビングにいた。キースはテレビの音を聞きながら、パソコンで書類仕事を製作していた。
    「ええと、なにごともなし。これでいいかディノ」
    キースは書類をディノに見せる。
    「キース、これ俺の経過報告書だよ。俺に見せるのはどうかと思う」
    「いいんだよ。オレに書かせてる時点で冷静で客観的な書類なんてできねえんだから」
    書類はディノの経過報告書である。イクリプス側にいたディノはまだ、経過報告の対象だ。キースが書く時点でなにも客観的な報告書ではないことはブラッドだってわかっているのだから、本当に客観的な報告はもっと別の人間が書いているはずである。上との調整はキースの仕事ではないのだ。
    「ブラッド、俺のために仕事増えてるよね」
    「まあな、まあ…」
    キースはそうつぶやき、無意識で机の上のタバコに手を伸ばして自然にタバコに火をつけていた。ふう…と一息ついたあと、キースははっと気がついた。
    「やっべ、いま完全に無意識で吸ってた…」
    キースは愕然とした。明日タバコのにおいをぷんぷんしていると、ブラッドに「やはり禁煙は無理だったか」などど小言を言われそうだ。
    火をつけたばかりのタバコは惜しいが、キースは火を消そうとした。すると横に座っていたディノがキースのタバコを取り上げて、自分の口元にもっていった。
    「うわ、おいしくない。ピザのほうがおいしい」
    「よせよディノ」
    キースが止めるのに、ディノはタバコを深く吸い込んでいった。
    「半分こしよキース」
    「半分こ?」
    「キースがタバコ吸ったら、それを俺が半分もらう」
    「おい」
    「にひ」
    そんなこと言われたら、キースは絶対に禁煙しなくてはならない。
    「はあ、ブラッドにもらった飴の世話になるしかねえのか。これまじいんだけど」
    キースは口さみしくなって、禁煙飴にしぶしぶ手を伸ばした。
    ディノはタバコを灰皿で消してキースにキスをした。
    「まあまあ口さみしくなったらピザ食べよ☆」
    にひ、って笑うディノをキースは抱き寄せて膝に乗せた。
    「キスの方がいい、な、もう一回しようぜ」
    キースはそういってタバコのにおいが残るディノの口にもう一回キスをした。キースの喫煙はその後減ったが、キスはものすごく増えた。
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    yoriri3

    DONEキスディノ
    「…っ…えろ」
    オレは足元で動くディノの頭をなでて息を吐いた。ディノはオレのちんこを舐めてて、二人分の体重でオレのベッドがきしんだ。
    「…つ、…ゅ」
    ディノはオレのちんこの裏側を舌でれろーっと舐めていて、そのクソエロい姿にオレのちんこはますます元気になっていく。
    「はぁ…キース、きもちいい?」
    顔をあからめたディノの顔に。オレのちんぽの影がかかっている。いつも健康的なディノの顔にグロいオレのちんぽのコントラスト、は。あまりにも刺激的だった。
    「…おお、うん、きもちいい」
    オレはバカみたいな単語しか言えなくなって、そうくりかえす。ディノは口が疲れたみたいでオレのちんこから口を離した。ぷらんぷらんと勃起したままのちんこを持て余し、オレはディノのデコにちんこをこすりつける。さっきまで野球のナイトゲームを観戦しながらノートパソコンで書類をつくっていたディノは、頭の前髪をゴムで結んでいて。いつもは隠れているディノのおでこに全裸でちんこをこすりつけて、自分でもドン引きな変態行為をしている。ひくわーないわー。とか思うもののディノのデコやらほっぺたにちんぽをこすりつけて、オレはハアハハ荒い息をはいてるってわけ。
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