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    yoriri3

    @yoriri3

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    yoriri3

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    キスディノ ジェイの誕生日のこと

    「う゛おえ」
    オレは目が覚めた瞬間、吐き気を押さえうめいた。
    酔いだ。こんな悪酔いしたのは久しぶりだ。昨日はジェイの誕生日で盛大なパーティが開催された。
    それで。
    「あれここどこだ」
    オレは自室ではない部屋にしばしぼーっと混乱した。
    「おいキース」
    不機嫌な顔のアッシュがやってきた。あっ、ここは東の共同部屋だ。ジェイの誕生日パーティ会場から二次会で飲み直すためにここに来たんだった。リビングにはジェイ、ディノ、ブラッド、グレイ、リリー…の面々が各々雑魚寝してた。うん、思い出した。遅くまで飲み会。ビリーはたしかフェイスといっしょに酔っ払いから逃げてたな。きっと西部屋だろう、うん。
    しっかし、う゛おお。きもちわりー。飲みすぎた。オレはビールだと悪酔いしないんだけどいろいろまぜると酔うわ。やらかしてねーよな。おええ。
    とかしているとアッシュが何かを投げてよこした。
    「これでも飲んで老いぼれを起こせや」
    アッシュが投げてよこしたのは、なんだドリンク剤だ。酔い覚ましの。
    「うええ、にげえ」
    オレは涙目になりつつ、それを飲んだ。それで隣で寝ているディノとブラッドの顔を見た。
    「うえっぷ」
    漢方のおかげかすこし胃がましになったかな。
    ディノは床で毛布にくるまって寝ていて、ブラッドはその横。ブラッドはめずらしく服のボタンを上からみっつも外していて、ディノもそんなもんだった。
    こんなふうに馬鹿騒ぎをしながらディノたちと飲み明かしたのは………四年ぶりだ。
    …楽しかった。ディノとブラッドといっしょにジェイの誕生日をお祝いできるのは、たのしかった。無条件に。
    ディノのいない四年間、オレはジェイとリリーと飲み明かすことも多かったんだが、それは楽しいパーティというよりもオレが馬鹿な飲み方をしないようにジェイとリリーが程よく見守っている、というかんじだった。リリーの愚痴を聞くことも多かったけど。まあだってそのころオレはほんとうは酒を飲んで路上で寝ていて、本当はそこで凍死でもしねえかなって思ってて。そういう風に考えてしまうと、ジェイとリリーと別れたあと一人で飲み明かして、それで…目が覚めるとブラッドがなんだか怒った顔をして迎えに来てて。
    「…ピザぁあ」
    寝ていたディノが寝言を言った。
    「寝言までピザかよ」
    オレはディノの頬をむにむにとつつくと、ディノは目を開けた。
    「…おはよキース」
    「おはよう」
    ディノはかすれた声をあげて、体を起こした。ディノはいる。いるんだ。ディノはオレがひとりで感慨にふけってるなんて知らなそうな顔で、きょろきょろして「ピザは?いまピザを食べようとしたんだけど」といった。
    「夢のなかまでピザを食べているのか」
    目を覚ましたブラッドがいった。
    ブラッドもぼーっとした顔をしている。とリリーの悲鳴がした。
    「ああああああ家に電話!!!!」
    「しておいたぞ」
    悲鳴をあげるリリーにアッシュが言った。よく考えると飲んでないアッシュがこのよっぱらい面子の面倒を見ていたんだよな。
    「アッシュ!!!ありがとう!!!!ああ化粧落としてない!!!」
    リリーは大慌てで部屋を出て帰っていく。おっとそろそろジェイとグレイを起こさないとアッシュの機嫌がわるそうだ。
    オレはとりあえずドーナツの箱を抱えて寝ているジェイを揺り起こした。
    「おーいジェイおきてくれー」
    と揺さぶっているけど、ジェイは幸せそうな顔でドーナツの箱を抱えている。うーん、ジェイはオレの次ぐらいに寝坊助なんだよな。
    「ジェイ、起きてくれ」
    とブラッドも起こしているけど起きない。
    「ジェイ、ってば」
    とディノも加わって起こしているけど起きない。ああ、むかしこういうことあったな、と思い出した。
    そうするうちにジェイよりグレイのほうが起きた。
    「あれ、なんで…みなさんがここに、はう゛っ」
    グレイは口を押える。
    「吐いて床をよごすなよギーク」
    アッシュがやってくると、グレイは顔をこわばらせた。何か言われると思ったんだろうな。で、アッシュはそんなグレイに酔い覚ましのドリンク剤を投げてよこす。
    「床に吐くのは許さねえからなギーク」
    そういってアッシュはジェイを蹴飛ばしてキッチンに戻った。
    「ア………ッ……シュ……………あ……り……りが……」
    グレイはチベットスナギツネな顔でもごもごとなにかいってたがよく聞こえなかったな。
    アッシュに蹴飛ばされたジェイは起きた。
    「…ああ、みんなおはよう」
    ようやくジェイが起きたとこで、酔っ払いから退避していたビリーが部屋に戻ってきた。
    「ワオ!ここでみなさんに重要なお知らせがあります!なんと今日は!お仕事デス!」
    知りたくなかった…………!!!!!!!!!
    さすがのブラッドの顔にもうんざりした顔が浮かんだ。ブラッドは身支度を整えると、アッシュに謝罪して部屋に戻っていく。オレたちもそろそろ戻るかあ。
    「おい昨日の残りモンがあるから食べていけ」
    アッシュが食卓に温め直したピザなどを並べるとディノが顔を輝かせた。
    「アッシュ!いいのピザ!」
    「食べる前に顔を洗えや」
    とアッシュにいわれてディノは顔を洗いに行った。うう朝からピザはいつもにも、まして胃にくるうう………。
    オレも顔を洗ってきて(ついでにトイレで吐いて)戻ると、オレの前には野菜ジュースが置かれていた。アッシュ……おまえって……ありがとう。
    「やあ、さすがに昨日は飲みすぎたな」
    とかいいつつ、ジェイはもりもりと昨日の残りのドーナツとか食べている。
    「アッシュパイセン!これおいしいね。どこのお店なの?教えてよ」
    「はあ?くく…庶民には手が出せない店だ」
    「じゃあパイセンのおごりでまたお願いシマース」
    「ふん」
    ビリーはふつうに並べられた食べ物を食べていて、げろげろ仲間はグレイだけだった。グレイは死んだ目で酔い覚ましのドリンクを飲みつつ、三枚目のピザを食べるディノを眺めている。オレもグレイに同感だ。なにも言わないグレイのかわりにオレは言った。
    「はあ朝からピザは勘弁してくれー」
    「そう?」
    ディノはチーズを口につけたまま。ラブアンドピースな笑みをオレに向ける。朝起きてディノがいると、オレは……オレは。まあラブアンドピースってやつ。
    「ジェイもディノもよく食べるな、おえっ」
    などどいつものようにディノとの会話をしつつ、もうすぐオレの誕生日で。だから今年の誕生日はディノがいるから、きっと楽しいって、オレは思った。
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    yoriri3

    DONEキスディノ
    「…っ…えろ」
    オレは足元で動くディノの頭をなでて息を吐いた。ディノはオレのちんこを舐めてて、二人分の体重でオレのベッドがきしんだ。
    「…つ、…ゅ」
    ディノはオレのちんこの裏側を舌でれろーっと舐めていて、そのクソエロい姿にオレのちんこはますます元気になっていく。
    「はぁ…キース、きもちいい?」
    顔をあからめたディノの顔に。オレのちんぽの影がかかっている。いつも健康的なディノの顔にグロいオレのちんぽのコントラスト、は。あまりにも刺激的だった。
    「…おお、うん、きもちいい」
    オレはバカみたいな単語しか言えなくなって、そうくりかえす。ディノは口が疲れたみたいでオレのちんこから口を離した。ぷらんぷらんと勃起したままのちんこを持て余し、オレはディノのデコにちんこをこすりつける。さっきまで野球のナイトゲームを観戦しながらノートパソコンで書類をつくっていたディノは、頭の前髪をゴムで結んでいて。いつもは隠れているディノのおでこに全裸でちんこをこすりつけて、自分でもドン引きな変態行為をしている。ひくわーないわー。とか思うもののディノのデコやらほっぺたにちんぽをこすりつけて、オレはハアハハ荒い息をはいてるってわけ。
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