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    plastickazusa

    @plastickazusa

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    ハイキュー 烏澤
    卒業したら唐突に告ってしまった澤村くんのはなし

    打ち上げだか卒業生を送る会だかでめしを食う会合。
    場が盛り上がってやっかましいことになってるテーブルとは別のテーブルに避難してくるさーむらくん。なんか最後に部活で対抗試合的ななんかゲームやってそこそこ疲れてるんでちょっとぽやぽやしてるわけですよ。
    そこで、あーもう最後だなー、と思ったらぽろっと「烏養さん、あの、ひとついいですか」て話しはじめて「おー、なんだ」とか返ってくるわけで。
    ぽやぽやしたまんまで、テーブルに突っ伏して顔だけ横にあげた状態で見上げながら
    「卒業したし、お付き合いしませんか」
    とか言ってくるわけですよ。なにいってんだこいつは、みたいな反応されるだろうなーとぼんやり思ってると
    「おー。いいぞ。じゃあ明日からな明日からならいいぞ」
    てさらっと返ってきて一気に目が覚めるダイチサワムラ
    聞き返そうとしたら「じゃ、そゆことで。あ、せんせー、なに食ってんすかうまそうだなそれ」て、テーブル離れちゃうのよ。残されたさーむらくん。あまりにもあっさりかつ衝撃的かつ意味不明、みたいな状況に、ぽかーん、ですよ。

    たいへん。

    うかいくん、部員とはケータイ番号の交換はしてたけどメアド交換はしてなかった(一応の線引き)んで、会がお開きになった直後のわちゃわちゃしてるときに「あ。澤村メアド教えてくれ」て話を振ってくるのだよ。
    それ聞いてた回りの連中は「えー!なんで大地だけに聞くの!!えーーー!おれも烏養さんで遊びたい!」とか言うんだよね。まあスガさんなんだけど。「おまえは自分の気分でウザ絡みしてきそうだから教えない」とかしゃらっと言われるのだ。まあ事実だからしょうがない。「一応代表として連絡とりやすいようにってだけだよ。メールなら時間気にしなくていいし」とかなんとか言いながらメアド交換するのです。
    まあ、スガさんも別に本気で言ってたわけじゃないのですっと引き下がるよね。

    でお開きになって家帰って風呂入ったりなんだりしてひとここちついて、あー、日付変わったなー、と思ったら烏養くんからメールですよ。
    『件名:烏養です』
    『お疲れさま。とりあえず、明日になったので、メールしました。今日からよろしくおねがいします』
    崩れ落ちるダイチサワムラ。
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    recommended works

    beni_0082

    DONE紅のカラプラのお話は
    「きっと仕方の無いことなのだ」で始まり「本当に嬉しいとき、言葉よりも涙が出るのだと知った」で終わります。
    #shindanmaker #こんなお話いかがですか
    https://shindanmaker.com/804548
    (締めの文変えてます申し訳。発想だけ貰ったような形)
    (第1部読んだ人向け)
    (婚約者確定している)
    (文がド下手)
     きっと仕方の無いことなのだ。私は王族で彼は騎士。そもそも結ばれることすら難しかったはずの恋だもの。だから今こうして彼と密接な関係を持つことができているだけでもありがたいことだと。これ以上を望むのは浅ましいことだと。ざわつく心に何度も何度も言い聞かせる。
     でも。それにしたって。

    (そろそろハグくらいはしてみたい……!!)

     は、はしたないかしら!?こんなことを思ってしまう王女なんて。でもカラムと正式な婚約者になってもう一ヶ月になるのに!一緒にお茶をしたり散歩をしたりすることのみに留まっているのは流石に、流石にペースが遅いのでは!?
     もちろん、王族としてちゃんと弁えてはいるつもりだ。本当の夫婦になるまでは身体を、身体を!か、かっ……さねるところまでいくのは!よろしくないことだってわかっている。……でもハグくらいまでなら、もう進んでしまっても大丈夫なのではなかろうか……?うぅ、なんとなく落ち込んできた。カラムのことは信じているのに。私に魅力がないとか、そういうネガティブな理由で手を出してくれないわけではないことだって、わかっているのに。
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