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    plastickazusa

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    ハイキュー 烏澤
    卒業したから、と ぽろっと告ってしまう烏養くんのはなし。

    送別会だかなんだかで部活メンツとごはん会。
    うかいくんは店の関係でちょっと遅れて登場。山盛りの駄菓子とか持ってくるんだよなー。山の駄菓子に群がるメンツを眺めながらちょっと離れたとこで茶飲んだり枝豆つまんだりしてる。
    そこにキャプテン登場。「お疲れさまです。わざわざありがとうございます。あれ、大盛り上がりじゃないですか」
    「なかなかいいだろ。やれるけどなかなか、やれないやつ。うちにあったぶん在庫まで全部持ってきちまった」「大丈夫なんですかそんなことして」「まあなんとかなるだろ」「いいかげんだなあ」「いいんだよ、おとなだから」とかなんとかわらいながら話してるんだけど、ふと会話が途切れて
    「なんだ、明日からもうほんとにお前らがいない、ていうの、全然実感ねえな」「俺もですよ」「ほんとにお前ら卒業したのか?」「そう言われるともしかしたら、て思っちゃうじゃないですか」「なに言ってんだばーか」

    「さみしくなるなー」「そう思ってもらえるのはうれしいかも」「みんなそう思ってるよ」
    「さみしい、というか、俺はなにかこのへんに急に隙間が空いたみたいな感覚ですね。つい昨日まであったはずのなにかの形が急になくなった、みたいな」
    「隙間かー」「はい」「じゃあその隙間、俺で埋めるか」「?」「澤村、お付き合いてやつ…………する?」「…………………………」「あー………………」「いいですよ」「あ。えっ」「まあ、今からだといろいろアレなので、正式には明日から、てことでよろしくおねがいします」
    「えっ、さわむ……………」
    ここでスガさんあたりにタイミングよく「大地!!うまい棒争奪戦やるぞ!強制参加!!」とかなんとかで呼ばれてその場を離れるのだよなー
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    recommended works

    かほる(輝海)

    DONEシティーハンター
    冴羽獠×槇村香
    原作以上の関係

    獠と香ちゃんが好きなかほるさんには「ほら、目を閉じて」で始まり、「ここが私の帰る場所」で終わる物語を書いて欲しいです。できれば3ツイート(420字)以内でお願いします。
    #書き出しと終わり #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/801664

    だって、好きなんだもん(*´艸`*)
    しょうがないよね😂😂
    「ほら、目ぇ閉じろよ」
     いくらキスをするときは目を閉じるのが礼儀でも、それはできない。真っ昼間の明るい獠の部屋で、なぜか獠に押し倒されているあたしは、獠を睨みつけていた。今、この状況で目を閉じてしまったら、それは同意として取られてしまうに違いない。それだけは嫌だ。まだ、昼から伝言板を見に行かなきゃいけないし、ビラ配りもしたい。あんたとここでもっこりが始まっちゃったら、それが全部できなくなる。
    「つまんねぇ意地張ってると、襲っちまうぞ?」
    「最初からそのつもりのくせに!」
     両手で押し退けたって、獠の身体はびくともしない。首筋にキスをされたら、力が入らなくなる。
     どうしてこの男は、いつもこうなんだろう。そんなに心配しなくても、あたしはもう、他に行く場所なんてないのに。あたしが愛しているのは、獠だけ。毎夜毎夜、そう言ってるじゃない。あたしはずっと、獠のそばにいる。夜になれば、あたしは必ずここへ帰ってくるわ。だって、ここがあたしの帰る場所だもん。

       了 434

    matchajio36

    MOURNING【マイバジ】
    文字数オーバーしてしまってますがこのお題でどうしても書きたかった吸血鬼ネタがあったので書きました🙏(※マが吸血鬼です)

    貴方はマバで『いくらでもくれてやる』をお題にして140文字SSを書いてください。
    #shindanmaker
    https://shindanmaker.com/587150
    マイバジ 『いくらでもくれてやる』 ぢゅるり。血を啜る音が鼓膜を震わせる。首筋にかかる熱い吐息も、ねっとりと這う舌の動きも擽ったくて堪らない。バジ、と熱っぽく名前を囁き、未だ飢えの収まらぬ瞳で射貫くように見つめてくる万次郎の後ろ頭に場地は右手を伸ばし、ぐっと引き寄せた。再び首筋に顔を埋める体勢になった万次郎は一瞬息をのんだが、噛み痕から伝う真っ赤な血と唆られる香りに繋ぎ止めていた理性がぐらりと揺れた表情を見せた。離れようとする頭を逃さぬようにぎゅっと抱き込めば、諦めた万次郎は衝動のままに首筋へと被りつく。鋭い牙がブツリ、と新たに皮膚を突き破る痛みに顔を歪めながらも、場地は万次郎の衝動が収まるまで離れる気はなかった。血に飢えた幼馴染を助けたい、その為ならこの身がどうなろうと構わないから。必死に血を啜りながら抱き締めてくる万次郎の頭を、まるで子どもをあやすかの様に優しく撫で続けた。
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