小さな葉っぱ @happa_shumi08 ↓活動場所https://profcard.info/u/KeSCw6Nd2DYriEq7xhk0cnUZqaF2・くじらのひとの黒迷さん(BLは書けない)・SB69の男女CPやバンド内のわちゃわちゃ・マリオのワルイージ×ロゼッタで文字書きをしています。絵は描けず、文章のみの投稿です。テキトーにお気楽に二次創作ライフを送ってます!黒迷さん関連にはパスワードを付けさせて頂きます、ご了承くださいm(*_ _)m【パスワードヒント】・お二人の下の名前のイニシャルを誕生日が早い順番に・お二人は漫才日本一の何代目チャンピオン?英字は全て小文字でお願いします。 ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 107
小さな葉っぱ☆quiet followDOODLEワルロゼ作品。ツイッターに投稿した画像小説と同じものです。診断メーカーでお題を頂きました。↓頂いたお題【お題ひねり出してみた】ワルロゼへのお題は『嘘吐きの心臓』です。#shindanmakerhttps://shindanmaker.com/392860 ##ワルロゼ #ワルロゼ warroze #男女CP maleAndFemaleCp 嘘吐きの心臓『恋になんて興味はない』 なにか期待をもって恋愛に関して質問をして来た美しい綺羅星に、なるべく冷たく返す。 「恋愛が全てではないですものね」 口ではそう言っても、エメラルドグリーンの瞳には気後れした落胆が浮かんでいる。 興味がないなんて、本当は嘘だ。髪に触れて顔全体を見てみたいし、白い玉肌の手や頬はどんな感触だろうと想像した事もある。 話しをする度にこの嘘吐きの心臓は、口から出るものとは逆さまの恋慕という血潮を送り出していた。 (おわり)Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow 小さな葉っぱPAST黒迷さん作品。漫才日本一を獲る数年前を想定。↓頂いたお題【お題詰め合わせセット 1】お題【貴方だって、私だって、本当は、】#shindanmakerhttps://shindanmaker.com/1131854【パスワードヒント】・お二人の下の名前のイニシャルを誕生日が早い順番に・お二人は漫才日本一の何代目チャンピオン?英字は全て小文字でお願いします。 2445 小さな葉っぱREHABILIワルロゼ作品。ツイッターで投稿した画像小説と同じものです。少しでも癒せたら夜遅く。今日もボロボロになるまでトレーニングをしていた彼。秘密の特訓場で大の字になり、地面の上で意識を手放している。 その頭をそっと両手でもたげて太ももの上に乗せ、地へ座る。 ゆっくりゆっくりと頭部を撫でながら、回復の魔法を掛けて行く。天使の羽根でくすぐるような手付き。 無理は出来るだけして欲しくはない。けれど――。 「貴方のそういうところが好きです」 聞こえて欲しいような、欲しくないような。そんな声量の囁きの後、上半身を折り、口吻による一瞬だけの口付けを交わす。 土まみれの中からでも、彼のバラの香水が標のように鼻を通り抜けて行った。 (おわり) 278 小さな葉っぱREHABILISB69よりシュウマカ(シュウピグ)。ツイッターに投稿した画像小説と同じものです。満たして満たされるドーリィドルチのライブに行列店のスイーツが差し入れられた。しかし、一体誰の、何処からの差し入れなのか分からないという。 「めちゃめちゃ怪しいでちゅ」 「はーい、じゃあミーが毒味してあげまーす!」 「食べたいだけでちゅよね?」 冷たいツッコミを無視してスイーツを頬張るピグマカロンのキラキラした笑顔に、チョキュルイユはやれやれと溜め息を吐いた。 リムジンの中。 「シュウ☆ゾーくん、なんだか今日は嬉しそうですね」 「差し入れがちゃんと届いたかなと思ってね。笑顔で美味しそうに食べる、彼女のそういうところが好きなんだぁ☆」 窓の外。ビルとビルのあいだから顔を覗かせた満月に、彼女の笑顔を浮かべた。 (おわり) 305 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。クリスマスSSです。ツイッターに投稿した画像小説と同じものです。地上の銀河無数の小粒の電球で煌めく夜の街。 この横断歩道を渡ればクリスマスデートの始まり。 彼女の手の甲が自分の手の甲に触れる。 お互い同時に顔を見ると、彼女は地上の銀河の中で美しく微笑んだ。直後に自分も同じ顔をすると、その拍子に口から出た二人のもやりとした白い息が、空中で一つになる。 ゼロ距離にある彼女の手を捕まえて、彼らは聖夜に彩られた光の街へ進んで行った。 (おわり) 185 小さな葉っぱDOODLESB69よりクロシア。クリスマスSSです。ツイッターに投稿した画像小説と同じものです。聖夜に咲く「堕天使なのに、クリスマスをお祝いするにゃ?」 BRRのメンバー総出で商店街のクリスマスイベントの手伝いをしていると、サンタガールの格好をした彼女が不思議そうに尋ねて来た。 「へっ、オレ様は寛大な堕天使だからな! 御子って奴も祝ってやんだよ」 「やったにゃー、一緒にイチゴのケーキ食べれるにゃん!」 彼女にとっての聖夜の宝物はイチゴのケーキのようだが、自分にとっては夜の街に咲いた彼女の笑顔こそが宝物だった。 (おわり) 213 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。ツイッターで投稿した画像小説と同じものです。星座占い『今週はさそり座の方と相性が良いでしょう』 巻末の星座占いにそう書かれた無料の情報誌をゴミ箱へ放る。 しかし、ゴミ箱から生えたそのフリーペーパーを複雑そうに見つめた後、拾い上げて開いた。 あの人の星座は――。 確かめようとして結局やめた。第三者が決めた星の運命なんて信じたりしない。 信じたり、しない……。 (おわり) 161 related works 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。お題を頂きました。ツイッターに画像小説として投稿したものと同じです。頂いたお題:身分とか血筋とか、そんなのがどうでもよくなっちゃうくらい、私は貴方に夢中なのお題配布元:夢見月*最後の距離彼女たちの関係は、告白をしていないだけで恋人のように近しい。 しかし結局“恋人のよう”は“恋人のよう”な間柄でしかない。 手も繋がない、抱き締め合わない、キスだってしない。 彼は、自分たちの隙間に存在する身分や立場を、とても大きなものとして捉えている。 彼女とて、多くの子供たちを蔑ろには出来ない身なのは確かだ。しかし彼と恋仲となる上で、それを気にした事はない。 彼の庭に作られたベンチへ二人で座り、星月夜を見上げる。 『私の事、好きですか?』 あえて軽い調子で訊いてみる。今日もはぐらかせてしまった。 だが今日は諦めない。痩せこけた顔を玉肌の両手で挟み、ぐっとこちらを向かせる。 「身分と私、どちらが大切なのです?」 もう逃れられないこの質問で、最後の距離を埋めて欲しかった。 348 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。ハロウィン小ネタです。ツイッターで投稿した画像小説と同じものです。紅い雫を啜って(ハロウィン)魔女の口端へ紅い雫が筋を作って垂れる。頬張った柔らかい一口チョコの中身が、たっぷりのイチゴソースだったからだ。 とっさに受け皿を作ろうと動かされた魔女の手を、手首を掴んで抑える吸血鬼。 疑問に思われて睨まれるより早く、その紅い雫へ唇を寄せてチュッと啜った。 そのまま口の位置を移動させ、接吻を交わす。 このキスは血より濃く、イチゴより甘い。 (おわり) 178 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。ツイッターで投稿した画像小説と同じものです。お題を頂きました。頂いたお題:見ているだけで良かったのに。欲張りになる。きみが欲しくなる。お題配布元:確かに恋だった(@utislove)すれ違う度にカート中に追い抜き、追い抜かれる時。パーティー中に同じマスに偶然止まった時。アプリコットの香水の香りが、より艶麗に彼女を魅せつけて来る。鼻を抜けて脳にまで惑乱がじわりと広がる。 その度に手に入れたくなって、何処か遠い場所へ攫ってしまいたい。戦闘力の差は歴然なのでそれは叶わない事なのだが。 冷静さも、母親としての顔も、意外と世間知らずなところも、無邪気なところも、彼女にまつわる事総てが魅力的。 “見ているだけで良かった”――その感情は、今では遠い世界に消えた言い訳。 (おわり) 242 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。診断メーカーでお題を頂きました。ツイッターで画像小説として投稿したものと同じです。↓頂いたお題【推しCPキャッチコピー決めてみたったー】ワルロゼのキャッチコピーは「愛しい君は、桜に溶けて消えそうだった」です#私の推しcpキャッチコピー #shindanmakerhttps://shindanmaker.com/1119805花吹雪の中で桜並木の道。目と心を奪う景色に興奮気味の彼女が少し前を歩く。 突如吹き荒ぶ風。大量に舞い落ちて来る花弁に隔てられたような気がして、差し込む木漏れ日も淡い桃色に光ったようにも見えた。 消えてしまう。そんな焦燥が胸に擦り傷を作りながらよぎって、思わず手首を掴んでしまった。 振り返った彼女になんと言って良いが分からず視線を泳がせる。 彼女は掌で花弁を受け止めると指を折って閉じ込め、その手を彼の胸へと充てた。 此処に居る――彼女の手が優しく語っている気がした。 228 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。ツイッターで投稿した画像小説と同じものになります。【お題ひねりだしてみた】小さな葉っぱへのお題は『境界線なんていらない』です。#shindanmakerhttps://shindanmaker.com/392860境界線なんていらない(ワルロゼ)「なにかお悩みですか?」 ――あんたを愛しそうなのが怖い。 ずっと独りで構わないと生きて来た筈なのに。その感情を揺るがす綺羅星と出会ってしまった。 身分の違い、寿命の違い、そんな境界線なんてない方が良いんだ。越えるべき線などなく、ずっとパーティー仲間という壁に阻まれていた方が、きっと彼女の為になる。 そう思っている、のに――。 心配そうな様子で手を包み込む彼女の両手に、境界線を越える明日を何処かで望む自分が居た。 (おわり) 216 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。Twitterに新書ページメーカーで投稿したものと同じです。※天文台のロフトに関して独自解釈あり。秘密の庭園に赤いバラをほうき星の天文台のロフトと呼ばれる場所。チコたちは“ママの秘密の部屋”と称する。 中は青空と白い雲が広がる広大な自然豊かなところ。 此処は彼女が“あの頃の”――、“母が生きていた頃の”星見のテラスを魔法で再現した場所だ。 彼に此処を見せたら、いつまでも過去を引きずる女と軽蔑されるだろうか。それを想像すると、手に汗をかいてドレスのスカートをぎゅっと握ってしまう。 駄目な自分だ、今日は前向きな気持ちになろうと此処へ来たのに。 実はこの場所へ小さなバラの植え込みを作ろうと思っている。その為に本を読んだり、ピーチ城へ出入りしている庭師から話を聞く機会を設けて貰ったりと、植え込み作りの見聞を重ねて来た。一朝一夕で完成しない事は分かっている。だからこそ愛しいというものである。 485 小さな葉っぱDOODLEワルロゼ作品。クリスマスSSです。ツイッターに投稿した画像小説と同じものです。地上の銀河無数の小粒の電球で煌めく夜の街。 この横断歩道を渡ればクリスマスデートの始まり。 彼女の手の甲が自分の手の甲に触れる。 お互い同時に顔を見ると、彼女は地上の銀河の中で美しく微笑んだ。直後に自分も同じ顔をすると、その拍子に口から出た二人のもやりとした白い息が、空中で一つになる。 ゼロ距離にある彼女の手を捕まえて、彼らは聖夜に彩られた光の街へ進んで行った。 (おわり) 185 小さな葉っぱ1111ワルロゼ作品。ポッキー&プリッツの日作品。ツイッターで投稿した画像小説と同じものです。ポッキー&プリッツの日連日続いているカート大会。 今日の第一レースが行われるサーキットの控え室は、何室かの大部屋へ分かれる形だった。 相棒のワリオと運悪く離れてしまった彼は、パイプ椅子に長い足を組んで行儀悪く座りながら、持参した棒状のチョコ菓子を食べている。 タメ口をきける仲といえど、王族も居る控え室でタバコを吸う訳にも行かない。口寂しさを紛らわせるにはちょうど良かった。 その時、ふと気配を感じて横を見る。少し離れた場所から、こちらの手元を物欲しそうに眺める星型の幼子が一人。確かチコとかいったか。 その保護者である碧色の星姫は、現在席を外しているようだ。 ――このまま凝視されるのも癪だ。 そう思った彼は、菓子を一本抜き出し、星の子に手を伸ばす。 783 小さな葉っぱTRAINING800字練習。今日はワルロゼ。今日はほぼ描写を放棄しちゃってる。800字小説練習(ワルロゼ) 憎たらしいほどの快晴の空の下、サーキットに詰め掛けた観客たちの喧騒が聞こえる。 彼らはカート大会の始まりを今か今かと待ち望む。とはいえ今日のところはサーキットのコース上を会場としたセレモニーが行われるだけだ。本番前からこの大騒ぎという事は、本格的にレースが開始されれば相当な盛り上がりを見せる事は間違いない。 個々に用意された選手控え室。その中でロゼッタは今日何度目かの重たい溜め息を吐いた。 「ママー、きんちょーしてるの?」 連れて来ている一人のチコが無垢に、そして少し心配そうに尋ねる。 その子の浮かんでる方を見て、ロゼッタは少々無理に口角を引き上げた。 「ええ、実はそうなの」 ロゼッタは今回のカート大会で初出場するドライバーだ。その為、壇上に立って挨拶をする時間がセレモニーに設けられている。 1432