22/12/28-マロお礼はじめまして！本当にマシュマロ、もとい貴重なお言葉をありがとうございます、、！真田娘のお話、削除・またはアカウントごと削除などしてしまい大変申し訳ありませんでした。貴方様のように、物語を愛してくださる読者様がいらっしゃったのかと、マシュマロを受け取って読んだ瞬間、涙があふれてしまいました。こちらも、本当に本当に、喜んでいただけていることをとても感じる文章だと感じ入りました。何度も読んでいただけていたとは！本当に、執筆して掲載していて、よかったのだと心底あらためて、思いました。
　悲しませてしまい、本当にごめんなさい。何度でも謝らせてください。その分、お詫びと物語を好きでいてくださるお礼に、めいっぱいの想いを込めて更新と執筆をさせていただきます！

彦星アルバーンは頭を上げ、空に浮かぶ夏の大三角を眺めた。
「ねぇ、サニー。」
「うーん？どうした？」
「彦星について、どう思ってる？」

アルバーンはふいに思いついた質問をサニーに投げかけてきたので、サニーは立ち止まって夜空を見上げた。
「星座？」

それを聞いたアルバーンは笑って、軽く首を横に振った。
「ううん、織姫と彦星のこと。
七夕伝説のそれだよ」

一般的に知られている七夕の物語というと、天帝の娘ー織女と牛飼いの牽牛は、一生懸命働いていた。しかし、結婚してから二人は毎日遊んで暮らしていて、仕事を怠るようになった。怒った天帝は、織女を牽牛から引き離し、銀河の彼方に追放していまったのだ。
悲しみにくれた織女を見かねた天帝が7月7日にだけ逢う事を許した。