花冠オクブラブが、オクにオリンパスを案内してもらいながら散歩するという名のデート中、ふと足元を見るとタロスで咲いてる(似ている)花が自生してることに気付くブ。

ブが急に立ち止まるので何事かと近寄るオクに、「私の故郷にも、同じ様な花が咲いているんだ。」と懐かしそうに話すので、その場で休憩しながら互いの故郷について話をする事に。

珍妙な獣が居るやら、ど派手なスタントで公共物を破壊したやら、昔話を挟みつつ、いつの間にか手先の器用なオク(私的な超設定というか願望)が咲いていた花で花冠を編んでおり、そっとブにかけてやるんですね。

生きてる花を手折った事はこの際大目に見てやってください。ブもいつもは「めっ」てすると思うのですが、初めて見た立派な花冠に呆気に取られて(単に出来も良かったので感心して)大人しく被ります。

「器用だろー？」「はは、似合ってるぜ！」と言うオクに、「見事な手際だな…」と素直な感想を述べ、次いでどうやって覚えたのかを聞くブ。
アネキ(アジャイ)と幼い頃に作って遊んでたんだ、と話すオクに、羨ましく思ったブは、「私の母も、この様な手遊びが出来たのだろうか。」とぽそり呟きます。

そっと感傷に浸るブの肩でも腕でも身体毎でも良いので、オクにはしっかり繋ぎ留めて頂いて、「俺が何個でも作ってやる。作り方も教える。きっとあんたなら俺よりもっと上手く作れるし、覚えたら教えるのも上手いだろ。」と遠回しにずっと傍にいる旨を伝えてあげてください。
教えるのも上手いだろ、は、ブの村の子なりその他可能性のある限り当てはまる子供たちを想像して出た言葉とします。

そのまま静かに二人の時間を過ごしてくれ。オクブラ。というメモです。



元々はオリンパスが実装された時、オクの故郷とブの故郷が判明したから故郷巡り出来ますね、という、オクブラ大好きなTwitterのお友達様が考えた話から発展した物でした。大分寝かせたなぁ。

ちなみに似たような花というのは、紫色の花弁を5、6枚持つ、小さめの花です。エッジでは以前の列車庫？付近に花弁舞うステージがあったかと思います。多分あの花です。
互いにイメージには無い色ですが、だからこそ映えるかなぁ。まぁブラハさんは何身に付けても似合うからなぁ。(個人の主張)