燐の死に際(老衰)に訪れたメフィ、ベッドに横になる燐を見つめてこれまでのことを思い返し珍しく静かな一時を過ごしながら「この世界を守れたのは貴方のお陰ですよ」って言ってほしい
燐は「言うなら『貴方たち』だろ、俺が救ったわけじゃない、色んな人が俺を救ってくれたし、色んな人が力を尽くした、俺だけの力じゃない」って自分が支えられてきたことを自覚してるから言うし、「それに一番頑張り続けてきたのはお前だろ、世界を救ったのはお前だ」って言ってほしい
そんな発言する燐にびっくりするしそんな風に誰かに言われたのは本当に初めてでなんか嬉しいような面白いような感じだけど爆笑するような感じではなくて静かに笑うメフィ
そして「それでも私の力を以て尽くしても決して一人では成し遂げられることではありませんでした。だから貴方という武器を用意したのです。用意周到に、念入りに、一番手間を掛けて。貴方は私の予想以上の働きをし、期待以上の成果を上げ、予期せぬ愉悦をもたらしてくれました。かけた労力以上のものを返してくれました。一番の功労者は貴方ですよ」って言う。
で色々話して「この体の時間を巻き戻しましょうか」ってメフィに聞かれるけど燐は「いい」って当然のように言うわけ 「いい思い出も悪い思い出も今の俺を形成する大事なものだ、消したくない。それに俺は化物だけど、人間だ、人生を全うして死んでいったみんなのように死を受け入れる」って言う燐
メフィはそう返すだろうなと思ってたし「では今度は虚無界で会いましょう」とか言うけど「お前はこっちの世界のほうが好きだろ、どうせ帰ってこない。だからこれで最後だよ」「あれも気になるこれも気になるあれをやったら今度はこれをやりたいあれもこれも欲しいって、時間なんていくらでも作れるくせにいつも忙しそうにしておいて。どうせお前の人間や物質界への興味なんて尽きないんだからいつまで経っても帰ってこねーよ。」「お前はもう十分俺で楽しんだろ。別の楽しいオモチャを見つけろよ」って返す燐
この時は友人関係がいいなぁ
燐はメフィのことを世界を守った戦友で性格悪くて変な悪魔の友人だと思ってるし、メフィは数少ない表面上ではなく本当の意味での友人認定してくれてるといい