極doパロ
売り物のヤクに興味本位で手を出したところを渡に見つかって教育的指導をされるりん
山奥に連れてかれてパンツ一丁に剥かれて手足を木に縛られ手足を動かせず身動き取れない状態にされて蜂蜜とワインを全身にぶっ掛けられ一晩放置されるやつ※夏(参考文献:闇○ウシジマくん)
渡は「中毒症状の中に体中を虫が這い回る幻覚に襲われる、というものがあります。虫は皮膚や体の開口部から体内に侵入し、それをほじくり出すためジャンキーたちはひたすら皮膚を掻きむしります。それでも虫はより深く体内に侵入し体から排除することは叶わない。幻覚が相手なのですから掻き出せないのも当然、己の脳内で作りだした架空の相手に延々と苦しめられるわけです。そうして己の体を自らの手で破壊していく。貴方も一晩ジャンキー達が見るイカれた悪夢を体感してご覧なさい」って感じで言い放つ。
これはヤクと身近なところで生活する上で「ヤクは売り物で使うものではない」というのを叩き込まなきゃならんという渡の考え。
燐は流石に焦って「悪かったよ、もう使ったりしない」って言うけど、渡は笑顔で「ジャンキー達はね、『ごめんなさいもう二度としません』と身近な親兄弟子供に縋り付いて謝った次の日に、その相手の財布やカードを勝手に持ち出して薬を買いに行くのですよ。それが中毒というものです。毒され正気を失った脳内から吐き出された口先だけの意思表示がどれだけ無意味か分かりますか?」と返すやつ
燐は苛立って「たかだか虫に集られた程度で参ったするわけねぇだろ」と言うが、渡は「さてどうでしょうかね。虫が皮膚を這う不快感は、人間が病原体などから身を守るために獲得した生存本能です。耐えられるというのならどうぞ、耐えてごらんなさい」と言う。
渡は燐に対して痛みによる教育なんぞが全く効果ないことを理解してるのでこういう手段になる。で、一晩経って迎えに行ってみればまぁやっぱり体のあちこち腫れてるわ(蜂にも刺されてる)手足を解放しようとさんざん暴れて拘束部位は出血してるわで散々な状態で燐もすっかり憔悴しきってる。
「私に何か言うことありますか?」って聞く渡に、燐は「ごめんなさい、もうしません」って言う。「あぁ、少しは言葉に説得力が出てきましたね」っていう渡。
「一度使ってしまえばもう知らなかった頃には戻れません。いずれ必ず再び使いたいという衝動に襲われるときが来るでしょう。その時には隠れて手を出したりせず、必ず私に連絡しなさい。いいですね?」って言って、渡は燐を解放する。
これが割とトラウマになっているので、燐は渡の前以外では基本薬に手は出さなくなったという話。
渡は基本(燐の自己責任において)燐の好きにさせていて小言は言ってもあんまり叱るタイプじゃない が、燐が跡継ぎとして成長において大きな障害となるような行為に走るとめちゃめちゃ容赦ないお灸を据えてくる。今のところ、燐が薬に手を出したときとゴローに半殺しされてるのに病院行くのを拒否ったときはめちゃくちゃ怒っていた。