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    28tas_yama

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    シックスナインする五夏
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    related works

    kaoryu12273

    PROGRESS3~6月に出すかもしれない話の冒頭です。
    相変わらず記憶なし×ありの転生。
    舞台はずっと未来かもしれないこの列島の何処かです。
    もし一言でもあれば、こちらから!
    https://wavebox.me/wave/3vwvg0bho3p7xq56/

    イベント中に増えるかもしれないし、Xで連載をはじめるかもしれません。
    いつか一緒に 昨日知り合ったばかりの男は不思議な家に住んでいる。
     階段は外付けで、外壁は淡いミントグリーン、幼児が積み上げた積み木のように、少し凹凸のある三階建て。
     雨ざらしになっているせいか、ところどころ塗装が剥げていて、鉄さびが滲み出ている頑丈そうな階段を昇りきると、何もない屋上に辿り着く。本当に、何もないわけではない。洗濯物干しと台風でもきたら吹き飛ばされそうなプラスチックか何かでできている白い椅子が一つ、ぽつりと置かれていた。
     朝焼けも夕焼けも似合いそうな建物は、だけど北向きの路地に建っていた。周囲も家屋に囲まれているから、反対側がどうなっているのか、一見するだけではわからなかった。
     悟は目に付くあたりがどうなっているのか、その区画をくるくると歩いていた。平均よりもずっと長身の背丈を活かしても、やっぱりその内情は伺えなかった。
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    recommended works

    汪莉( ˘ω˘ )

    MEMO恋に恋する自己完結型の片恋ナルシストなゆじくんと恋愛童貞で初恋モンスター(予定)のごじょせんのお話。呟いたネタのひとつ。書きたいってなったので書き出しだけ……。
    初恋モンスターと片恋ナルシスト「ね、悠仁。僕のこと、好きなんでしょ? 僕も悠仁が好きだから付き合おっか」
     その告白は、虎杖悠仁にとって青天の霹靂であった。いや、まさか矢印が自分に向いてしまうだなんて思いもしなかったのだ。勝手に恋をして、勝手に目で追って、勝手に想いを募らせる。それだけで良かった……、いや、違う。それが良かった。
    「えーっと、ごめん。五条先生、幻聴が聞こえたんだけど、今なんて?」
     奇跡的に何も問題もない自分の耳が聞き間違えたか、季節外れの涼しさにやられた脳がとんでもない誤解をしたのか、そのどちらかだろうと虎杖は五条を見上げる。
    「悠仁は僕が好き。僕も悠仁が好き。両想いだから付き合おっか」
     だがしかし、虎杖の希望的憶測は優しく微笑む五条に踏み躙られた。ぴっと立てた白く美しい指が最初に虎杖を指し、それから自身である五条に向く。そして、その指先はまたぴっと虎杖を指した。ふたりの間を行き来する指を見下ろして、虎杖は絶望的な気持ちで五条の言葉を聞いてしまう。
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