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    高尾和成の話

    #緑高
    greenHighSchool
    ##緑高

    秀徳で宿敵に再会してしまってすぐに唸るようなパスを~と切り替えできてしまったのが高尾くんの愛すべき器用さだけど、それでも納得しきれていたわけではなかったと思う。半年以上敵と認識し続けてきた相手を再会したその日から仲間なんで思えない。高尾くんの遺恨はそんなもんじゃなかったはず。
    それでもバスケットマンとして自身を磨き続けて、時には間近で見る緑間真太郎の才能と技術に傷を抉られることも何度だってあった。対抗心と、仲間としてやっていこうとする気持ちがせめぎ合う内面を隠して、飄々とした態度を崩さず真ちゃんを観察し続けた。
    そして、自分の中で絶対的勝者であった緑間真太郎が初めて負けた姿を見た時、敗北から立ち上がろうとする姿を目の前で見てしまってようやく、唸るようなパスを出したい、認めさせたい、こいつと優勝したいって心底腹くくった、くくれたんじゃないかなって…
    それまでは、高尾くん自身もまったく意識してなかったけど緑間真太郎は緑間真太郎のままだったから、帝光緑間と秀徳緑間は別物だってやっと気付いたというか、はっりき認識できた、とかだったら熱い(そして相変わらず帝光緑間は嫌い)
    己の中に居座り続ける圧倒的勝者な、拗らせて自分でも認めたくなくけど神みたいになってた緑間真太郎が、そうではないと知ったんだよ。
    あの頃の帝光内部事情や真ちゃん自身のことを、高尾くんがどこまで知っているかわからないし、この先真ちゃんが話す時がくるかわからないけど、高尾くんからは聞かないと思うから、真ちゃんや他の人から聞くことが無ければ帝光緑間=大嫌いの図式は変わらないままだし、真ちゃんもそれでいいと思ってそう。

    真ちゃんと高尾くんは「なんでお前ら一緒にいるの?」からいろいろあれやこれやあって「あれ、今日は一緒にいねえの?」になるんだよ。

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    マッドハッター高尾くんしんどすぎない?笑顔全開のゴキゲンで「いかれお茶会へようこそ!」って大歓迎した後で、スンッて雰囲気一変させて「何でもない日、おめでとう?」ってニヤリと得たいの知れない愉快犯的に笑うんだよ??これで無事でいられるとおもう???

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    きっと人生にたった1度か2度だけ、真ちゃんのシュートがこんな世界に、本当に流れ星のように映って見える高尾くん推したい。高尾くんだけが見える、もしかしたら高尾くん自身も自覚してない高尾くんの中の真ちゃんの一面が反映したのでもいい。
    1度目が中学時代の絶望の一筋で、2度目が秀徳優勝を決める勝利と天命の一筋とかだったらしんどすぎて最高に良き……どちらも高尾くんにとっては契機や節目だけど、暗から明へ変わった煌めきの意味が高尾くんの立ち位置と緑間真太郎そのものなのがとても尊い
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    kyrckr

    MEMOヤクザパロ(ボーイ尾原型)緑高ヤクザパロの話なんだけど、いま3つパターン浮かんでて
    ①跡取り真ちゃん×護衛お世話係高尾
    ②護衛お世話係真ちゃん×跡取り高尾
    ③組織幹部真ちゃん×系列フーゾク店長高尾
    なんだけど、①②は両片想いからの~っていつものテイストで、③は緑←高から始まるクズ風味も入れたい感じのやつ。

    ③の話。
    真ちゃんは帝光会秀徳組若頭で次期組長。組長も考えたけど真ちゃんにオヤジって言わせたいので現組長はマー坊(血縁は無し)
    秀徳組はインテリヤクザで真ちゃんも表の仕事はフロント企業の社長さん。代替わりの一環として系列傘下の末端まで集金に抜打ちでついて回ってたら、とあるフーゾク店で店長と嬢の足抜け騒ぎに遭遇。
    店長は売上掴んでトンズラするし、集金に若頭来るし、客も騒ぎ出すしで店内は大混乱なんだけど、そんな中で従業員に指示出して客たちを誘導してってキビキビ采配してる高尾くんに目が留まる。嬢たちからの信頼もあるらしく、「ねえ、どうしよう高尾ちゃん…」とわらわら集まってくるのを宥めて落ち着かせてる手際の良さ。
    その合間、優しく嬢たちを落ち着かせてるはずのわずかな刹那、高尾くんと目が合う真ちゃん。それまでの顔がま 896

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