※極
突然の雨に降られてしまい、自分の手荷物を探せど傘も無く、ろくに雨宿り出来るような場所もない。これは詰んだ。服がどんどん雨を吸って肌に張り付いていく。
「(天気予報見とくべきだった…寒い)」
ーくしゅん
あぁ、これはまずい。早く帰ってお風呂入らなきゃ本格的に引いてしまう。
「髭切、悪いんだけど…」
伴に来てくれていた彼にゲートまで抱えて走ってもらえれば、と口を開けば髭切がこちらをじっと見つめて

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