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    秋月蓮華

    @akirenge

    物書きの何かを置きたいなと想う

    当初はR-18の練習を置いてくつもりだったが
    置いていたこともあるが今はログ置き場である
    置いてない奴があったら単に忘れているだけ

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    秋月蓮華

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    ゆめきゅとぽめとどいるさんの話
    なんだかんだでうれしいゆめきゅ

    ぷちどくしょかい「夢野! お前の作品でぷち読書会をするから『きのこ会議』と『懐中時計』と『人形と狼』のどれがいいか選んでくれ!!」
    帝国図書館の飲食室にて夢野久作は適当に入れたティーバックの紅茶を飲もうとしていたら岩野泡鳴にいきなり言われた。
    ティーカップの中のティーバックを入れたまま夢野は岩野の方に視線を向ける。
    「岩野サン? 何故その三つなのですか?」
    その三作は夢野の作品ではあるがペンネームが違っていたりするが夢野が書いた作品である。どれも短い。
    どれぐらい短いかというと書いてある紙を1分あれば読めるものは直ぐに読めるぐらいに短い。
    「学生たちってか初心者向け読書会をすることになってよ。夢野久作の作品ってなったんだが『ドグラ・マグラ』とかきちーだろ」
    「初心者向けではありませんね」
    「だからよ。短いやつを俺が選んだんだが、そっからさらに作者が選べばいいんじゃねえかって」
    『ドグラ・マグラ』は初心者向けではない。ちゃかぽこだ。岩野は絞ってはくれたようだ。
    「そうですね……私の作品……私を知ってくれる作品……」
    「どれだ?」
    「『瓶詰の地獄』『死後の恋』『ルルとミミ』あたりがいいだろう」
    提案をしたのは部屋に入ってきたコナン・ドイルだった。
    「それでしたら『瓶詰の地獄』にしましょう」
    「俺の提案は」
    「夢野君を知ってもらいつつ、なおかつ程よい長さならそれがいい。――紅茶も入れなおそう」
    「どうぞ。岩野サン」
    「おめーこれ、適当に入れたやつだろ」
    岩野は愚痴りながらも夢野からティーカップを受け取る。ドイルが簡易キッチンでお湯を沸かしだした。
    「君の作品は、面白い」
    「嬉しいです」
    お茶菓子を探し出す岩野を横目に夢野が微笑む。
    どれもこれも夢野の血肉であるが、ドイルに選んでもらえた作品は特別だった。
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