かわいい10「ヒキョウモン!ウサギ好きなお嬢様!」月ノ石うさぎ(イメージCV:花守ゆみり)
「わたくしは月ノ石うさぎ…月ノ石財閥令嬢ですわ!お~っほっほっほぉ~!」
「スノウもロップちゃんもかわいいですわ❤️」
「皆さま、ごきげんよう♪」
「わたくしにプリキュアの素質が!?しかし、わたくしでいいんでしょうか?」
・なこたちのクラスメートで、名のある財閥「月ノ石財閥」の令嬢。お嬢様らしくおしとやかかつ聡明で、財閥の令嬢であることを誇りに思っている。何でもかんでもそつなくこなし、ウサギが大好きでペットにロップイヤーというウサギのスノウがいるが、ある日スノウを愛でていた際現れたロップイヤーキャワワーフとも仲良くなる。嫌いなものは幽霊や、特定の部下に対し卑怯じゃないのに卑怯もん呼ばわりしては反論されるとガン無視したりコソコソ隠れて小声で卑怯もんと呟いたりして反応を楽しむタイプの人であり、特に後者に対しては異様なまでの怒りを見せるが、それには理由があるようだ。
ロップイヤーキャワワーフが見えることからダビデやモフモフェアリーからプリキュアの素質を見出だされるが、どうするかは検討中。
ペット:スノウ(ロップイヤー)
ロップイヤーヒドイナー
融合キャワワーフ:ロップイヤーキャワワーフ
宿主:ある土木士の男性→うさぎ
秘めた悪意:ある部下の青年に対しコソコソ隠れて小声で卑怯もんと呟いたり卑怯もん呼ばわりしては反論されるとガン無視して反応を楽しむ→それに対し異様なまでに怒る
「卑怯もーん!」
「(ボソッと小声で)卑怯もん」
「物陰に隠れたりすれ違い様だったりで小声で特定の部下に卑怯もんって言ったり卑怯もんって言っておきながら反論された途端ガン無視って、卑怯なのはあなたの方ですわッ!!!」
「相手の気持ちがわからないんですの!?」
・ある部下を卑怯もん呼ばわりして反応を楽しんでいた土木士の男性がロップイヤーキャワワーフと融合変異したヒドイナー。ウサギ故に高い跳躍とキックそして両腕のウサミミによるビンタを得意とする。
跳躍で部下の青年を卑怯もん呼ばわりしていたところをプリキュアと対峙、跳躍で翻弄しながらスリーガーディアンズとの連携で責めるもドギーが穴を掘りはまったところを合体技で浄化されるも、分離したロップイヤーキャワワーフは心配してついて来たうさぎと融合変異して再びロップイヤーヒドイナーになり男性に襲いかかる。が、キティの説得で動揺したところを再び合体技で浄化された。男性が青年に謝罪する中うさぎはヒドイナーになってロップイヤーキャワワーフを苦しめた罪悪感からプリキュアの素質を否定したが、うしろめたい気持ちもあった───
かわいい10プロット
・ある日の学校。なこたちの教室にうさぎがやって来た。うさぎはおしとやかかつ聡明に振る舞い、さらに授業もそつなくこなすのでみんなは夢中。なことこまもうさぎを称賛するのだった。
夜、うさぎのお屋敷にある自室。うさぎはロップイヤーのスノウを撫でていた。かわいさに顔がほころぶうさぎ。と、そんなうさぎの近くにロップイヤーキャワワーフが現れた。うさぎは驚いたが、すぐに打ち解けスノウと共に可愛がった。嬉しそうなスノウとロップイヤーキャワワーフ。
・別の日、クライシス。なことこまはダビデとまなつに呼ばれ来ていた。ダビデは懐から銀色のキュートフォンを取り出してみせ、「最近生まれたキュートフォンだ」「近いうちに新しいプリキュアが現れるかもしれない」と語った。そんな中、ダビデは、
ダビデ(何だろうな…なこといっしょにいると、何故か安心する…)
そう考えており、なこも、
なこ(何だろ…ダビデといっしょにいると、少し胸がドキドキしてくる…///)
そう少し赤面しながら考えていた。首をかしげるミャウとまなつ。
と、なこの誘いで来たといううさぎが現れた。近くにはロップイヤーキャワワーフもいる。うさぎがロップイヤーキャワワーフを見て「ロップちゃんはスノウを撫でていたら現れた」「かわいいウサギの妖精ですわ♪」と笑ってロップイヤーキャワワーフを撫でながら言った。なことこまは「キャワワーフが見えるの!?」と驚きダビデも「となると、キミにもプリキュアの素質があるかもしれない」とし銀色のキュートフォンを見せた。うさぎは驚きプリキュアについて尋ねた。まなつはなことこまがキャワワーフを助けるためにプリキュアとなって戦っていること、自分もプリキュアとして2人をサポートしていることを語った。うさぎは少し考え、「検討してみますわ」とした。
・その頃ある工事現場にて青年が作業していると、上司の男性が「卑怯もーん!」と言ってきた。何故自分が卑怯なのか訊く青年だったが、訊いた途端男性は黙りこくった。何度訊いてみても答えない。他にも、作業中に男性が物陰に隠れてボソッと小声で卑怯もんと言ってきたりすれ違い様にボソッと小声で卑怯もんと言ってきたりして青年は困った。ニヤニヤしている男性からはドス黒いオーラが溢れており、そのオーラの一部が1本の触手のようにどこかに伸びていった───
クライシス。なここまうさぎが猫やロップイヤーキャワワーフと戯れていると、あのオーラがヘビのようにやって来て、ロップイヤーキャワワーフを捕まえ去っていった!うさぎはロップイヤーキャワワーフの名を叫び、こまは「助けなきゃ!」としダビデの「あれを追うんだ!」という言葉になここままなつダビデモフモフェアリーそしてうさぎはあとを追った。
・現場にやって来たみんな。男性は青年を卑怯もん呼ばわりしていた。そんな男性に何かを思ううさぎ。やがて男性はロップイヤーヒドイナーになり、あちこち跳ねながら青年を卑怯もん呼ばわりし始めた。なここままなつは早速変身し、ロップイヤーヒドイナーと対峙した。
ロップイヤーヒドイナーが新しい敵に気がつくと、そこへスリーガーディアンズが現れロップイヤーヒドイナーに加勢した。4人はプリキュアを連携で責めるも、ドギーが穴を掘ったことでロップイヤーヒドイナーが穴にはまってしまった。引っこ抜こうとするスリーガーディアンズだったが、プリキュアが合体技を放ってきたので慌ててロップイヤーヒドイナーから離れた。ロップイヤーヒドイナーは合体技を受け浄化、滝のような涙と鼻水を垂れ流し幸せそうな男性とロップイヤーキャワワーフになった。ロップイヤーキャワワーフはドギーのキュートフォンに入ろうとしたが、なんとどこからかまたドス黒いオーラの触手が伸びてきて、ロップイヤーキャワワーフを捕らえた!
・オーラの出所はなんとうさぎだった。うさぎは鬼の形相で、
うさぎ「物陰に隠れたりすれ違い様だったりで小声で特定の部下に卑怯もんって言ったり卑怯もんって言っておきながら反論された途端ガン無視って………」
うさぎ「卑怯なのはあなたの方ですわッ!!!」
そう叫び、なんと今度はうさぎがロップイヤーヒドイナーになった!驚くみんな。ロップイヤーヒドイナーになったうさぎは、男性に襲いかかった。男性はわけがわからず慌てたが、ダビデがとっさに助け避難させた。プリキュアは再びロップイヤーヒドイナーに立ち向かう。そんな中でキティは「確かにあの人は部下の反応が見たくて卑怯者呼ばわりしてたのかもしれない」「でも、これじゃうさぎちゃんもあの人と同じかそれ以上になっちゃう」とした上で、
キティ「何があったかは知らないけど、一方的な怒りに流されないで!」
そう説得した。これにロップイヤーヒドイナーは動揺し始め、すかさずプリキュアは再び合体技を放ちロップイヤーヒドイナーをうさぎとロップイヤーキャワワーフに戻った。ドギーのキュートフォンに入るロップイヤーキャワワーフ。スリーガーディアンズは「まさか2人がロップイヤーヒドイナーになるなんて」としワープで撤退した。
男性が「卑怯だったのは自分だった」と青年に謝罪し青年がそんな男性を許す中、うさぎは感情に流されたことにしょげていた。かける言葉が見つからないなこたち。そして、
うさぎ「ロップちゃんをひどいことに巻き込んでしまったわたくしに、プリキュアになる資格なんてありませんわ……」
そう呟き、その場をあとにした───
次回予告!
うさぎ「わたくしにプリキュアになる資格なんてないんですわ、きっと……」
ダビデ「相当気にしているようだな…」
なこ「大丈夫だよ、またいつもみたいに振る舞えばきっと明るくなれるって!」
こま「って大変、また強いヒドイナーが現れたわ!」
ワッフ「今回のヒドイナーも手強いワフ…!」
なこ&こま「「ふたりはプリキュア カワイスギクライシス!かわいい11「チョースゴイ!奇跡のメルヘンロップ!」」」
うさぎ「みんな…!わたくし、みんなに恩を返したいですわ!ロップちゃんだってそれを望んでるハズですもの!」
ロップイヤーキャワワーフ「きゃわわわっ!」
新戦士、次回登場!