かわいい11「チョースゴイ!奇跡のメルヘンロップ!」さまざまな猫ヒドイナー
融合キャワワーフ:クライシス中の色んな猫キャワワーフ
宿主:ある高校生6人
秘めた悪意:ある高校生カップルの男女を集団でいじめる
「はい、終わり♪」
「こいつらホント調子乗ってるよねー」
「お前らは2人とも生きてる価値ねーんだよ!」
「メルヘンロップだと?やっちまえみんな!」
・ある高校にてあるカップルの男女をいじめていたグループ6人がクライシス中の猫キャワワーフと融合変異して現れたヒドイナー。三毛猫や模様猫の他白猫やアメリカンショートヘア、スコティッシュフォールドやスフィンクスという猫がいる。能力はみな同じだが数の暴力で攻める。
6人がかりでカップルをいじめていたところをプリキュアと対峙、スリーガーディアンズも加わり数の暴力で追い詰めるも、みんなの力になりたいと願ったうさぎが変身したメルヘンロップのトリッキーな動きからのキックに翻弄され、6人仲良く必殺技にて浄化された。その後6人はいじめを自白し、いじめは存在しないとしていた教師の女性もいじめが存在したことを知りみんなで改善に向けて歩きだした。
メルヘンロップ
「おとぎの勇者、メルヘンロップ!」
「おとぎの世界へ、ご案内しますわ!」
・うさぎが、後述のメルヘンキュートフォンで変身した姿。ウサギらしく脚力が大幅アップし、キックや跳躍によるトリッキーな戦法を得意とする。必殺技は、後述のメルヘンカラットキャロット タクトモードでウサギのシルエットを描きファイナルモードにしたメルヘンカラットキャロットから大量のモフモフなウサギの顔型エネルギー体を飛ばして相手を包み込む「メルヘンカワイスギフィニッシュ」。この必殺技は一度にたくさんのヒドイナーを浄化することができる。
メルヘンキュートフォン
・ダビデが持っていた銀色のキュートフォンが、うさぎの憎悪でも怒りでもなくただただ純粋にプリキュアに恩を返したい、力になりたいという気持ちに答えたロップイヤーキャワワーフがタッチしたことで変化したキュートフォン。うさぎがメルヘンロップになるのに必要なアイテム。普通のキュートフォンと同じアプリも存在する。
メルヘンカラットキャロット
・メルヘンロップの必殺技用武器。タクトモードと銃のようなファイナルモードがある。
かわいい11プロット
・なこたちのクラス。うさぎは前回のことから未だにたそがれていた。なこは元気付けるも、うさぎは「気を遣わなくて結構ですわ」と力なく呟いた。顔を見合わせるなことこま。こまのキュートフォンの中で、ロップイヤーキャワワーフも心配そうにしている。
その頃ある高校にて、カップルの男女が楽しく語らっており、やがてキスにまで発展、お互いの唇が重なろうとした。
が、
男子「はい、終わり♪」
いじめグループの1人の男子が間に入りキスを止めた。その目はギョロっとしておりドットの黒目は左右に離れて狂気を感じる。すぐに5人の仲間が現れ、カップルを引き離しそれぞれに心ないいじめを始めた。
・一方、ダビデの隠れ家。ダビデは銀色のキュートフォンを見つめ「あのうさぎという少女には間違いなくプリキュアの素質があった」「しかし、あんなことがあったんだ、落ち込むのも無理はない」と呟いたあと、
ダビデ「しかし、何だろうな…なこは似ている…昔あった“あの人”に……」
そう呟き、たそがれたように空を見上げた。
別の日、高校にてカップルが教師の女性にいじめの件について相談したが、教師は「考えすぎじゃないかしら?」「いじめなんてこの学校には存在しないわ」と取り合わない。仕方なく去るカップル。すると、そこにいじめ6人が待ち構えていた。恐怖に顔を歪めるカップル。
・クライシス。うさぎはジュースをすすりながら未だにたそがれていた。まなつもなここまダビデもかける言葉がない。と、こまのキュートフォンからロップイヤーキャワワーフが出てきて、うさぎを撫でた。これにうさぎは少し元気が出たようで、ロップイヤーキャワワーフにお礼を言った。ホッとするみんな。
すると、そこに6本の悪意のオーラでできた触手が現れ、辺りを浮遊していた6体の猫キャワワーフが捕らわれた!みんなはあとを追いかけ、うさぎも思い詰めた顔をしたあとみんなを追った。
現場では、いじめ6人があの手この手でカップルをいじめていた。なこが注意すると、6人のうちの1人の女子が「アンタたちもコイツらの肩持つわけ?」とガンを飛ばし、6人は先ほどの猫キャワワーフと融合しヒドイナーになった。ダビデがカップルとついてきたうさぎを避難させる中なここままなつはプリキュアになって6人に挑んだ。
・6人が意気込んで向かおうとすると、そこにスリーガーディアンズが現れ加勢した。「9人も相手になるの!?」キティは慌てドギーは「それでもやるしかないわよ!」と啖呵を切った。だが、3対9ではやはり厳しくすぐに劣戦に。
と、最初にカップルのキスを止めた男子が変異したスフィンクスヒドイナーとスリズがキティに襲いかかった!たまったダメージで動けないキティは目を見開いた。が、そこにダビデが現れキティを救った!ダビデに抱き抱えられ、ドキッ💓とするキティに、首をかしげるミャウ。ダビデもそんなキティに何かを感じていた。
一方これを影から見ていたうさぎ。
うさぎ「なこさん…みんな…あんなに必死に戦って…なのにわたくしは……!」
うさぎはヒドイナーになって大好きなロップイヤーキャワワーフだけでなくキティたちにまで迷惑をかけたことを悔やみ、恥じていた。そして、
うさぎ「わたくし、わたくしやロップちゃんを助けてくれたなこさんたちを助けたい……みんなの力になって、恩を返したいですわ!!」
そう叫んだ───
すると、ドギーのキュートフォンからロップイヤーキャワワーフが出てきて、キティを降ろしたダビデの懐から銀色のキュートフォンを取り出した。するとそのキュートフォンはオレンジ色に光り、それが弾けると、メルヘンキュートフォンになった!
ダビデ「うさぎの、憎悪でも怒りでもなく、ただただ純粋にキティたちに恩を返したい、力になりたいという気持ちにロップイヤーキャワワーフが答え、銀色のキュートフォンを変化させたのか…そうか、これが、メルヘンキュートフォン!」
ダビデが呟く中ロップイヤーキャワワーフはうさぎにメルヘンキュートフォンを渡した。うさぎは「わたくし、やりますわ…いきますわよロップちゃん!」と意気込み、ロップイヤーキャワワーフがメルヘンキュートフォンに入ったのを確認し、メルヘンロップに変身した!
・プリキュアが驚き、ダビデが「かわいいにも程があるッ!」とフィンガースナップする中スフィンクスヒドイナーは構わず仲間たちを促しスリーガーディアンズとメルヘンロップに挑んだが、メルヘンロップは持ち前の脚力によるジャンプで彼らを翻弄しつつキックで攻めていく。「小癪なぁ……!」苛立つワンズに、慌てるツーズスリズ。キティは「トリッキーだね!」と興奮し、ドギーもうなずきサマーも「トロピカってるよ!」と喜んでいる。
やがてヒドイナーとスリーガーディアンズが集まったのを見たダビデにフィンガースナップで促され、メルヘンロップはメルヘンカラットキャロットを召喚した。
メルヘンロップ「メルヘンカラットキャロット、タクトモード!(メルヘンカラットキャロットを振るってウサギの顔のシルエットを描く)ファイナルモード!(ファイナルモードに変形させる)メルヘン、カワイスギフィニッシュ!!」
メルヘンロップは必殺技を放ち、スリーガーディアンズはジャンプでかわし6人のヒドイナーは浄化されて分離した。6体の猫キャワワーフはメルヘンキュートフォンに入った。
メルヘンロップ「お帰りあそばせ♪」
スリーガーディアンズは「新しい戦士が現れるなんて…!」と話し合いワープで撤退した。
・高校にて、6人は教師やみんなにカップルをいじめていたことを自白し、謝罪した。カップルたちは6人を許し、教師も「いじめがこの学校にも存在してたなんて」とし、みんなに「改善を尽くしましょう」と話した。賛成するみんな。
一方クライシスでは、うさぎが掌にロップイヤーキャワワーフを乗せ「わたくしたちもこれでなこさんたちといっしょに戦えますわね♪」と笑い、ロップイヤーキャワワーフも嬉しそうにうさぎの頬に頬を擦り付けた。
なこはダビデといっしょにみんなから離れており、ダビデに助けたことへのお礼を言いながら「あなたを見てるとドキドキするの」とこっそり話しておりダビデも「私もだ」「昔会った誰かみたいに優しいし美しい」と答えた。2人が見つめ合っていることなどこまたちが知るはずもなくうさぎもロップイヤーキャワワーフと笑い合っていた。
うさぎ「これからもよろしくですわ、ロップちゃん♪」
ロップイヤーキャワワーフ「きゃわわっ♪」
次回予告!
うさぎ「戦士も4人になりましたわね!」
なこ「この調子でゴリアテ一味の野望を食い止めよう!」
ミャウ「頑張るミャウ!」
こま「みんな!またヒドイナーが現れたみたいよ!」
まなつ「よ~し、4人で宿主やキャワワーフを助けるよ~!」
4人&3体「「「オーーッ!」きゃわ~~!」」
なこ&こま「「ふたりはプリキュア カワイスギクライシス!かわいい12「ソロイブミ!萌えて4人のヒロインズ!」」」
うさぎ「張り切りますわよ~!」
なこ「おお~、うさぎちゃんやる気だね~!」