吸血鬼パロ ティトヴェイ風味〜性癖を添えて〜ある満月の夜。
クレアの血を狙い、サレと言う名の吸血鬼がやってくる。
圧倒的な嵐のフォルスに倒れた瀕死のヴェイグの首に歯を立て、吸血するサレ。
「僕は美しいものからしか吸わないことにしてるんだけど…まぁキミも悪くないかな」
「またねクレアちゃん」
次はクレアを守れない絶望と自分の無力さを悔やみながら、意識が遠のく。
死んでしまったと思われたが、数日経って噛み傷が凍りつき癒えていく。
目覚めたヴェイグはサレと同じ吸血鬼になっていた。
「村の人たちにはわたしが説明するから、一緒に帰りましょう」
クレアに説得されるが、化け物になってしまった自分が受け入れられるわけがないと、村の離れの廃教会に住むようになる。
夜明けになると眠気に襲われ、日が落ちきった夜に目を覚ます。
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