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    ego.

    @ego723
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    ミスオエワンドロ
    お題:動物

    ##ミスオエ

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    44_mhyk

    MEMOネの裏切りと、フィが彼に与えた『制裁』と魔法舎に来てからの『赦し』それによる苦しみについて(妄想走り書き、ブラネロ仕様)「ありがとう、君の手引きのおかげでようやく彼をとらえられそうだよ」
     フィガロがうっそりと笑う。柔和な微笑みの、目の奥が笑っていない。無表情でにらみつけられるよりよほど怖い。
     ネロは震えた。震えは、眼前の男への恐怖でもあり、また、己のしでかしたことへの恐怖でもあった。
     限界だった、もう死の気配に震えながら彼を見つめるのは。
     それから逃げることを許されないのは。
     だから手を取った。簡単な話だ。もう限界を超えていたネロの意識は、彼が……ブラッドリーが、生きてさえいればいい、という極論をはじき出した。
     たとえそれが彼の生きがいと言ってもいい、自由と暴力を奪おうとも。
     ただ、生きてさえいてくれればと。
     それは、ただの自己満足で、自己防衛だった。そのことに、ここまできてしまってから気が付いてしまった。
     ああ、もう、だめだ。
     これで楽になれる、自由になれるとかろうじて割れずに保たれていた何かが、パキンと音をたてた。
    「何か、お礼がしたいなあ。何か希望はない?」
    「希望……、ははっ! 罠にかけなきゃあいつ一人捕らえられないようなあんたに、何を望むって?」
     怖い。
     唇がカタカタと 1668

    cross_bluesky

    DONEエアスケブふたつめ。
    いただいたお題は「ブラッドリーを甘やかすネロ」です。
    リクエストありがとうございました!
    「ええっ! ブラッドリーさん、まだ帰ってきてないんですか?」
     キッチンへとやってきたミチルの声に、ネロは作業の手を止めた。
     ブラッドリーが厄災の傷で何処かに飛ばされたと聞いたのは、ちょうど五日前の夜だった。
     北の魔法使いたちが向かった任務自体はあっさりと片が付いたらしい。しかし、あろうことか帰る途中でミスラとオーエン、そしてブラッドリーの三人が乱闘を始めてしまった。そしてその最中にブラッドリーがくしゃみで飛ばされてしまったというわけだ。
    『いつものように少ししたら戻ってくるじゃろう』との双子の見込みは外れ、未だ魔法舎にブラッドリーの姿は見当たらない。余程遠くに飛ばされてしまったのだろうか。
    「まだみたいだな。どうした? あいつに何か用事でもあったのか?」
    「えっと……実は新しい魔法を教えてもらおうと思ってたんです。ブラッドリーさんは強いから大丈夫だと思うけど……あ、魔法の話はフィガロ先生には内緒にしていてくださいね?」
    「あはは、わかったわかった。まあ心配しなくてももうすぐ何でもない顔して戻ってくんだろ。ほら、口開けてみな」
     ネロは鍋の中身をスプーンですくってミチルの方へと差し 2029

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    DONEパラロイ時空のミスオエ。本編の1000年後に過去の世界に旅行に行くお話。背景がウザくて読めない人向け。『二十億光年の孤独』

     そのツアーとやらは、100年先まで予約で埋まる程の人気プログラムなのだという。
    「チケットを取るのにものすごく苦労した」
     というオーエンの半ば呆れたような、それでもどこか誇らしげな様子を横目で見ながら。
     ミスラ自身はこのバケーション・パッケージツアーの良さを全く理解できなかった。

     アシストロイドに“人権”が認められて久しく1000年は軽く過ぎた現代。
     人間達の寿命もその肉体年齢に縛られなくなった、それでも。「死」そのものまでは克服に至らない今。人類は新しい病理に悩まされるようになっていた。
    「もう二度と会えないあの人にもう一度」
     素朴ながら切実な願いはありとあらゆる“サービス”として商品化されている。このパッケージもその一つだ。
    「数千年前の地球を眺める事で、その時代に居たもの達を観測する。そんなのスクリーンで過去の映像を映し出すのと何が変わらないっていうんですかね」
     気怠げにそう吐き捨てるミスラに、少しばかりオーエンはムッとする。
    「なんだよせっかくペアでとっておいたのに」
    「別に俺は頼んでませんけど」
    「このポンコツ。せっかくのカルディアシス 4632