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    omote_tatsuya

    @omote_tatsuya
    主にえっちなヒュン右絵をポイポイします
    たまに北の勇者も。

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    omote_tatsuya

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    オフ会推しカプすごろくより!
    「デートの別れ際にヒュンが帰りたく無いといいだした!どうする?
    →現パロラーヒュンで、ラーが戸惑いながらもお持ち帰りをする流れ。の妄想を広げてみました!!

    デートの別れ際にヒュンが帰りたく無いといいだした!どうする?※現パロ
    二人とも大学の同級生。
    最近ラーハルトの方からヒュンケルに告白して恋仲になってまだ浅いです。




    「まだ帰りたく無い」


    そう言って、改札口で別れようとしたオレを、ヒュンケルは呼び止めた。

    ーーーーー


    まさかヒュンケルと遊園地へ行くことになるとは思いもよらなかった。

    てっきり、映画館とか、公園とか、人のいない静かな場所を好むと思ったのだが。

    大学の講義中、ヒュンケルに「明日暇だろう?何処か行くか?」とノートの隅へ筆談で聞いてみると、ややしばらく腕組みをしてうーんと上を向いたり、下を向いたりした。
    すると、目をカッと見開き、思いついたという顔ぶりで「遊園地はどうだろう」「今まで行ったことがない」と書いて見せた。

    なるほど遊園地……って
    大の男二人で遊園地だと?!

    多少戸惑いもあったが、まあヒュンケルが行きたいと言うなら…良いだろう。

    そんなわけでほぼ一日中、コイツと遊園地デートが始まった。

    ジェットコースター、急流滑り、ミラーハウスやお化け屋敷。オレにとっては子どもの遊びで退屈だったが、鏡に頭をぶつけて額をさすっていたヒュンケルは傑作だった。
    加えて恋人達の醍醐味といったら「観覧車」だ。そこで夕日を背にオレたちは何度もキスをした。

    いい雰囲気だった。

    まだ付き合って一か月。(人目を忍んで)手を繋いだり、啄むようにキスをしたり。軽く触れ合う可愛い関係だ。

    急ぐ必要はない。

    なのにだな……

    「帰りたくないって、おまえ…」

    可愛いだろうが。

    少しずつ近づいてきたヒュンケルは、じっと上目遣いでオレを見る。
    「駄目か?」

    「あ あのな、もう遅いんだ…それに、この辺にカラオケ屋とかゲーセンは無い。あまり時間を潰す所がないんだ」

    ラーハルトはふぅ、とため息をつくと、スマホで周辺の店を探そうとした。

    「お前の家に行きたい」
    「は?!」

    はなからヒュンケルはオレの家に行く気満々だったのか?!
    だがまずいぞ
    まっったく外泊の事は考えていなかった。
    部屋が汚い。
    デート用の服に1時間迷った末にベッドの上は服だらけだ。
    もしベッドで寝る場合には服を避けねばならん
    ……。
    いや!寝るとは健全な睡眠だぞラーハルト!しっかりしろ!

    「……オレが来るのはまずいか?」
    「そんな事はない!」
    「では決まりだな」
    「……わかった、だがな、明日食うものがない、まずコンビニにでも寄るぞ」

    ヒュンケルの手を取り、駅から足早に出るラーハルトは脳内イメトレをしながら家へと向かうので合った。


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