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    Top-Satan/Bottom-Crowley (2021/08/21)

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    recommended works

    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第2話「茨の魔女との出会い」TEXT版
     城門の前の戦いとマレフィセントの最期から時を遡ること十数年前。大鴉のディアヴァルと「茨の魔女」の出会い。

    クロウリー学園長の過去話(捏造200%)を連載中。完走したら多分あちこち修正が入ると思います。
    ※注意!映画「マレフィセント」を下敷きにしているため映画のネタバレあります。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第2話「茨の魔女との出会い」 マレフィセント亡き後、大鴉おおがらすのディアヴァルは、荒野を彷徨いながら彼女と出会ったときのことを思い出していた。
     そう、あれはもう十数年も前のことだ。あの頃、自分はただの鴉で、魔法のことなど何一つ知らなかった。妖精のことも。人間のことすらも……。




     ディアヴァルは、窮地きゅうちおちいっていた。
     畑に植えられた豆を掘りろうとして、農夫の仕掛けた網に掛かってしまったのだ。
    「この悪戯いたずらカラスめ!ぶちのめしてくれる!!」
     粗野な怒声と共に棍棒が振り下ろされる。
     ディアヴァルは必死にもがいて致命的な殴打を逃れたが、網に絡め取られて飛び上がれない。網の中でもがく彼に向かって、農夫の犬が吠えかかる。思わずガァ!と悲鳴が漏れる。
    1915

    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ第7話「森の乙女」TEXT版
    大鴉のディアヴァルの回想。三妖精に育児能力がないと知ったマレフィセントはディアヴァルに姫の世話をさせる。やがて姫は美しい乙女に成長する…。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」。今回も映画ネタバレ特盛(この辺は原則映画のストーリーに沿うので)。改変捏造もあるので何でも許せる人だけでお願いします。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第7話「森の乙女」 大鴉おおがらすのディアヴァルの回想。仮の名をローズ・ブライアと名付けられたオーロラ姫は美しい乙女へと成長していったのだが…。


     三人の良き妖精たちとマレフィセントとディアヴァル(主にディアヴァル!)に守られて、赤子は美しい乙女へと成長した。
     不思議と森の動物にもなつかれる娘で、普段なら人間は敵とみなすような猛獣でも、彼女の前ではおとなしくこうべを垂れ、耳の後ろを掻いてもらうのだった。
     そんなローズの様子を見ていたマレフィセントは、ある日、戯れに彼女の前に姿を表してみた。すると、ローズは顔を輝かせ、貴女を知っているわ、と言ったのだ。マレフィセントは内心すこしばかり動揺したが、表向きは片眉を上げて見せただけだった。
    2006

    銀鳩堂

    PROGRESSヤンクロ12話「茨の魔女の嘆き」TEXT版
    フィリップ王子が呪いを解く鍵だという三妖精。だがマレフィセントは「人間の男に真実の愛などない」と言い捨ててその場を立ち去るのだった。

    ※クロウリー学園長の過去話(捏造200%)連載中。このパートのインスパイア元は映画「マレフィセント」ですが今回から独自路線へ。映画ネタバレ極小捏造特盛。ディアヴァル=後のクロウリー。ツイステ要素あり。何でも許せる人向け。
    ヤング・クロウリー ~始まりの物語~ 第⑫話「茨の魔女の嘆き」 マレフィセントは、ローズを探してさまよい続けていた。
     もうすぐ日が沈んでしまう。ローズは無事なのだろうか?
     沈みゆく太陽の最後の光が荒野ムーアのヒースを燃え立たせ、森の木々の梢を照らしたとき、マレフィセントは異様な感覚に襲われ、胸を押さえてよろめきその場に膝をついた。
     これは何……? まさか……、呪いが働いている?
     マレフィセントは、弾かれたように顔を上げ、夕日を仰いだ。
     落日は今まさに地平線へと消えようとしている。
    「ロオオオオオオオオオオズ!! どこなの?」
     声は虚しく荒野に響き、消えていった。
     夕闇と共に、ひしひしと恐れと不安が押し寄せてくる。
     ローズは? 彼女は無事なのか?
     彼女は立ち上がり、恐ろしい気配のくる方へと走りだした。
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