不必谈论月光01

“感觉好点了没？”加洛问。
他们俩现在医院的急救病房里，里欧还打着点滴。他们前不久刚结束一次救援任务，所有受困人员正式救出，救援队正准备等会一起去大吃一顿，直到里欧忽然“咚”的一声头撞到消防车上。大家顺着声响去看，见里欧扶着车身，缓慢地抬起头。
“里欧？”队友们担忧地问。
加洛已经脱掉了上半身的防护服，厚重的衣物已经完全被汗水打湿了。“里欧？你还好吗？”他问。
里欧转过头来看他，也许是刚刚撞得有点狠的缘故，他看起来有些懵，眼神都没有太多焦距。他额头红红的，脸上也发红，看着状态不太好。加洛心里担忧，刚刚快步走过去，拍了下里欧肩膀，就眼见着自己男友摇晃着脑袋又在车上磕了一下，然后整个人也软绵绵地滑倒下去。加洛眼疾手快地接住他，没让里欧倒在被晒得滚烫的地上。

光の神と常夜の神　兄は……兄とその母上は酷く美しい者だった。
　慈悲深く、美しく、そして誠実。
　神威は矮小であれど、そんな彼女であったから主神である父は兄の母を愛した。
　されど、嫉妬深い俺の母は彼女の存在を許さなかった。
　兄の母は無惨に引き裂かれ、兄は国を守る為の戦神へと封じられたのだ。
　物陰に隠れながらその一部始終を目にした俺は幼いながらに自らの母の醜悪さとそれに比例するように初めて目にした兄の美しさに魅入っていた。
　宵闇色の髪、星すら呑み込んだ夜空のような澄んだ漆黒の瞳。
　引き裂かれた母を前に、涙を流しながら俺の母に従う貴方を見て、幼心にも強く思ったのだ。
　貴方を護りたい、と。

　それから時が流れて他所の国の神々との戦が起きた。