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    竜樹(たつき)

    ちょっとR指定のある絵やBLのイラストを描きます。
    結局描いたものはちょくちょく載せるかも。
    よく描くものは
    FF7 のヴィンセントとクラウドです(=^ェ^=)

    リクエスト募集開始してみたけど秒でやめたので通知行ってしまった方すみません💦
    値段設定恐ろしく高かったのでやめてしまいました💦

    よろしくお願いします🥺

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    竜樹(たつき)

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    ヴィンユフィ小話。
    仕事終わりにささっと書いた殴り書き

    こんな時があったらいいなあ^ - ^

    #FF7
    #ヴィンユフィ
    vinYuffie
    #ヴィンセント
    vincent.
    #ユフィ
    yuffie
    #NL

    ある日の1ページ□□□ある日の1ページ□□□








    「あーあ、つまんないっ!」

    机に投げ出された足が、山になっている書類を散らかしていく。
    もちろん、犯人は声の主だ。


    「…….仕事を増やすな、ユフィ。」
    「だってさ、もう3日も机と書類相手でつまんないよっ!ヴィンセント、どっかに連れてってよ。」
    ぷくーっとほっぺを膨らましながら
    いつものように駄々を捏ねる。

    「なぜ私が。」
    「アンタならすいすいーっと空飛んでいけるじゃん?アタシくらいほほいと抱えて行けんでしょ?」

    いつもの事だが、だいぶ素っ頓狂な事を言うものだ。


    「悪いが、私もお前と同じで書類任務がある。
     そんな不真面目な理由で気晴らしなどする気はない。」

    冷たく言い払うと
    ユフィは少ししょげた顔をする。

    本当に、表情のコロコロ変わる奴だ。


    「あっ!いま笑ったろ!アタシの事子どもかって!!」

    自覚はなかったが、笑みが顔に出ていたようだ。
    全く、ユフィといると調子が狂う。


    「・・・わかった。仕事が終わったら
     連れて行ってやろう。それでどうだ?」
    言うとまた、ころっと表情を変えて嬉しそうにする。

    「やった!!さすがヴィンセントだね!しゅしゅしゅっ!アタシに任せといて!こんな仕事すぐ片付けてやるんだから!」
    いつもの得意の動きでユフィはやる気を示すと、机に向かいだした。

    「どちらかというと保護者のような感覚な気もするが…どうしてだろうな…」

    「んん?なんか言った?」

    ユフィが私の方を見る。
    私はフルフルと首を振ってやった。

    (お前がほっとけないのはそれだけではないんだがな)
    そう、心で唱えたヴィンセントだったが
    その表情が穏やかな笑みだった事を本人は気づいてはいなかった。

    fin
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