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    佐古@原神

    @saco_gnsn

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    佐古の原神えぢぢ絵用
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    recommended works

    のくたの諸々倉庫

    DONE論破パロでそれぞれがクロのやつ▼タルタリヤさんがクロに決まりました。オシオキを開始します。

    「……嘘、だろう?」
     言いながら、ふらりふらりと歩み寄ろうとする先生を手で制した。
    「ほんとだよ、先生」
     ああ、今俺はうまく笑えているだろうか。殺害動機は故郷の家族を守るため、なんて言えば誤魔化されてくれるだろう、この愛おしきカミサマは──しかし今、全ての力を封じられ、今から俺に降るであろう死の雨を防ぐこともできないのだ。
    「ごめんね、先に逝くよ。
     ……生きて帰るんだよ、先生」
     だから彼が伸ばす手を、ひらりと避けて処刑場へと踏み込んだ。いつもの軽薄な笑顔で、彼の愛した「タルタリヤ」のまま。
     そうして先生が俺を呼ぶ声を遮り、重い扉が閉ざされる。途端込み上げた狂うほどの笑いを、噛み殺すことができない。


     ねえ、先生。これで俺は、先生の「永遠」になれるのかな。






    ▼ショウリさんがクロに決まりました。オシオキを開始します。

    「……なんの、冗談?」
     言われて少し考える。なるほど、公子殿は俺が殺しをしたことが信じられないらしい。そうして今から、俺が処刑されることも。
    「……すまないな、お前たちを守るために… 699

    のくたの諸々倉庫

    DONE等身大のしあわせを/鍾タル

    (いや起きてるけどね。ストレートに誘わないといけないかあ……ピュアすぎるよ先生……)とか思いつつ嬉しいタルはいます
    青空が夕闇への抵抗を弱め、舞台を夜に切り替える──そんな境目の時間が、思えば俺は好きなのだと思う。
    「公子殿、邪魔をするぞ」
     合鍵と上等な酒を手に、彼の住まいへと足を踏み入れた。璃月におけるその場所はどうやら、公子殿にとっては「帰る場所」というよりは「雨風をしのぎ眠る場所」という認識のようで──家具も生活感もろくにない室内、寝台に横たわる彼は微動だにしない。
    「……公子殿?」
     おかしい、なんの反応もない。彼の立場や職業上、来客が全て好意的なものでないことなど明らかで。それでもただこんこんと眠っている辺り、何かあったのだろうかと胸中が波立つ。
     慌ててその口元に手をかざせば、すうすうと規則正しい寝息を感じた。とりあえず生きていることは分かったが、それにしても不思議なほど、起きない。
    「……薬でも盛られたのか?」
     しかしその寝顔はひどく安らかで、年相応の幼さすら感じられる。これはただ、本当に寝入っているだけか……?
    「公子殿」
     試しにもう一度呼んで、滑らかな頬へと指を這わせた。んん、と少しだけ眉がひそめられるが、やはりそれ以上の反応はない。
    「……相手が俺でよかったな」
     ほんの小 898