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    neige0flamme

    @neige0flamme

    猗窩煉が好きです💗

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    neige0flamme

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    猗窩煉オンリーhoo11
    2022年5月くらい?に描いた猗窩煉えろコメディです🙏🔞

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    recommended works

    ほしいも

    DONE恋人に素晴らしい提案をする猗窩煉

    ■現代パロディ
    ■成人向けにするほどでもないけれど、明らかに情事の最中です。
    「杏寿郎。」
     目の縁に生えそろった睫毛が濡れて、小さな束を幾つか作っている。いじらしく目尻の窪みに溜まった涙が、瞬きのたびに震えて今にもこめかみへ向かって流れ落ちようとしている。上気した肌は頬だけに留まらず目元まで血色よく紅潮させ、早鐘の鼓動に見合った浅く、早い呼吸が閉じる事を忘れ薄く開いたままの唇から漏れている。薄っすらと浮かんだ汗で額や頬に色素の薄い髪が張りついていて、労うように頭を撫でながらそれを払う。恋人は俺よりもずっと体温が高く、こうして互いの熱を貪った後でも触れ合う体温が近付くことはない。逆上せたように火照った頬にも触れて、目尻に溜まる涙を指の腹で拭う。指先が心地よいのか、擽ったいのかまるで眩しいものでも見るように切れ長の目元が細められる。恍惚とも見えるその表情が煽情的で、このまま落ち着いていくのを待つばかりと思っていた情欲が再び熱を帯びる。
    「杏寿郎…いいか?」
    「だめだ。」
    「……だめ?」
    「だめ。」
     撫でるだけで満足出来るほど、お行儀はよく出来ていない。触れ合う手を払い除けないところを見るに、そう強い拒絶ではないと読み解いて、短い返事をするのに精一杯といった様子の 1716

    ほしいも

    DONE朝食と猗窩煉
    ■現代パロディ、同棲
    真四角のキューブ型をした食パンにパン切り用のナイフを入れる。細かい山型にカットの入ったナイフをのこぎりのように細かく押し引きすると、柔らかな食パンを潰さずに二つに切り分けることが出来る。恋人の猗窩座と二人で暮らす部屋を選ぶとき、互いの職場と実家から程よく近く、それでも近すぎない事が第一条件だった。その次の条件は、朝早く立ち寄れるパン屋があること。趣味のジョギングの帰りに立ち寄る事が出来ると少しだけ気分が上がるし、恋人が夜勤帰りに買い食いが出来れば、不寝番が少しでも楽しくなるのではないかと思って提案をした。間取りや収納、築年数なんかは二の次で、二人で生活が営めるなら部屋は何処でも構わなかった。

     この小振りな正方形の食パンは、部屋を決める一助を担った竈門ベーカリーに立ち寄った際に必ず買う品物だった。贅沢食パンと銘打たれたこのパンは、一斤売りをしている山型食パンよりも小さいうえに割高だ。それでも、小麦の香りやほのかに広がる甘みがあり、気に入っている。半分に切ると、だいたい四つ切の食パンと同じ程度の厚さになるのでそれをオーブントースターの中に並べる。恋人の見立てで揃えられた調理器具は、門外 2290

    saksak1100

    PROGRESS前に描きたいとこだけ描いたコレ
    https://twitter.com/saksak1100/status/1646444002517086208
    のお話の最初、鬼寿郎と❄柱の出会いの部分。
    ※注意※
    反転世界です
    超自由設定
    杏寿郎のIQが2

    文章書くの苦手です。日本語が不自由!
    漫画にする事を前提に書いているので色々雑ですが、それでもよいという方はどうぞ
    反転世界 👹寿郎と❄柱のお話 出会い❄柱と鬼 のお話 出会い


     霧雨が煙る中、猗窩座は紫黒に染まる叢林の中を足早に歩いていた。
     普段なら半刻もかからずたどり着ける場所に藤の家があるとなれば走って行くところだが、どうにも今日は足が重い。

     雨でただでさえ足場の悪い山道がぬかるんでいる事だけが原因ではない。
     今回の任務で倒した鬼はさして強いものではなかったが、たくみに姿を隠して随分と山の奥深くまで逃げ回られ、かれこれ三日はまともに睡眠と食事をとっていない。

     夜明けまではまだ随分と時間がある。雨宿りをして小休止をするべきか、全力疾走して一刻も早く藤の家で湯に浸かるかと迷う猗窩座の目の前に寂れた社が現れた。
     人の足が遠のいて幾年たったのか、苔むした柱と穴だらけで半壊した屋根、こういう場所には悪い気が凝っているものだ、早々に通り過ぎた方が良い、そう思う心と、腰を下ろして一息つきたいという気持ちを量りにかけて、猗窩座は後者を選んだ。 
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