超巨大浮竹さん、地獄からやってくるの巻浮竹さんのお墓の前に座って話しかける京楽さん
快晴
「もうすぐ魂葬礼祭だよ。月日が経つのはあっという間だねぇ、ボクはようやく実感がわいてきたよ。君はどうだい」
「……」
「ボクもいつか死んだら、君と同じところに行けるのかな……」
お墓に刻まれた名前を指で撫でる京楽さん
「ねえ、浮竹」
暗転
「──なんて、思っていたけれど」
見開きで、一番隊隊首室内に突如現れる超巨大浮竹さん(死覇装を諸肌脱ぎ)、頭が天井につっかえているため立ち膝+前傾姿勢 ※屋根を突き破って上から降りてきたのではなく、いきなり室内に出現したため内側から屋根を押し上げて壊している
じゅうぶんな距離をとって見上げる京楽さん
「まさか君の方からはるばる会いにきてくれるとはねえ!」
頭や肩についた瓦礫(隊舎の屋根だったもの)を手で払いながら京楽さんを見下ろす巨竹さん
「いや、門はもう開いてるからな。はるばると言うほどでもないさ」
壊された室内を見る京楽さん
「しかしまあ、せっかく直したのにこうも簡単に壊してくれちゃって」
下に広がる廷内の様子を見渡す巨竹さん
「街並みはすっかり元通りになったな」
「そう見えるかい」
確かに復興はしたけど完全には元通りではない、壊れた建物を直しても前の建物が失われたことには変わらないし、そこにいた住人だって全員が元通りというわけじゃない、失われたものは戻らない、みたいな話をする京楽さん(右目側を映す)
「君だって、生きてた頃の浮竹とは違うんだろう」
「どうだろうな」
「それにしても遠いな、もう少し近くに来たらどうだ」
「いやあ、久しぶりの再会だなんて照れちゃうしね、それにもう二度と会えないはずなのにいきなり目の前に現れるもんだから、どんな顔したら良いのか分からないじゃない」
当然そんなことはなく、全くデータが無く生前と同じ戦闘能力なのかも分からない巨竹さんの出方を伺っているだけ
「それで、君は何の用でここに来たのか…訊いてもいいかな」
「ああ、それなら単純だぞ、京楽。お前と遊ぶために来たんだ」
「へえ?花札も将棋も今の君には小さすぎるけど、どんな遊びがお望みなんだい」
「そうだな、だるまさんが転んだ…とかはどうだ?色鬼やかくれんぼでもいいぞ」
「はは…その図体でどこに隠れようって言うのさ」
「それを考えるのも遊びのうちだろう」
「何にしたって部屋の中じゃ窮屈だからさ、広いとこに行こうか…着いて来れるかい」外に飛び出す京楽さん
「追いかけっこか!いいだろう!」
子供みたいな笑顔で楽しそうに飛び出していく巨竹さん
誘いに乗って追いかけてくれたことに安堵しつつ、あらかじめ足止め用の罠的なものを準備しておいた開けた場所(?)へ瞬歩で誘導する京楽さん
誘導地点(?)近くまで来たが、思った以上の速度で迫ってくる巨竹さんに、その巨大さでこんなに素早く動けるものなのかと後ろを振り返って一瞬焦る京楽さん
隙をついて回り込み、トトロのメイがまっくろくろすけ捕まえたときみたいに両手でパァン!!!と勢いよく挟んで京楽さんを捕まえる巨竹さん
誘導地点で待機しながらその様子を見て真っ青な顔で叫ぶ七緒ちゃん「総隊長!!」
両手の中に京楽さんを捕らえたままの巨竹さん「安心しろ!潰してない」
そっと手を開く
巨竹さんの右手にがっちり鷲掴みにされながらも無傷の京楽さん、げっそりした顔「…今のそれ、もう二度とやらないでくれる?鼓膜破れるかと思ったよ」
「鼓膜だけで済むなら安いものじゃないか」
「おっかないこと言ってくれるよ…全く」
無事に誘導できたものの罠的なものは無効化されて京楽さんは片手で掴まれ身動きできないまま巨竹さんに味見されたりする(???)
ひとまずここまで
あと前後の会話まっっったく考えてないけど、
「そうだな…俺を地獄に堕とした責任を取る、というのはどうだ?」
「…冗談きついよ」
みたいな会話してほしい!意図的なものではなかったとはいえ組織でやってしまったことの責任を取るのはその組織の長であるということは道理だけど、でも死人への責任までは取れないみたいなことで交渉決裂(?)からのガチンコ殺し合いバトルが見たいです
あと、巨竹さんとの戦闘で、まあ当然死角の右側ばかり狙われるわけで追い詰められて、「京楽お前どうして右目を治さなかったんだ」と、いつぞやの元柳斎殿に向けて放たれた陛下の台詞みたいなこと言われる京楽さんとか
巨竹さん萌えだけどガチンコ殺し合いバトルするときは流石にデカさの差がすごすぎるため普通サイズの地獄竹さんでも良い(熱い手のひら返し)