ミホゾ🦅⚔️/鰐ゾ🐊⚔️ アラブパロ スラム育ちで賞金稼ぎをしている少年、ゾロ。一匹狼だったが同じ賞金稼ぎのくいなに出会って手合わせをしたり協力したり云々するようになる。ある時からくいなを見かけなくなっておかしいなと思っていると亡くなってるのを偶然見つける。呆然としているとこちらを窺っているチビ達に気付く。
「何だテメェら」
「そのおねえちゃんがごはんくれたの」
「こいつが」
「おなかいっぱいだからっていってた」
遺体のそばに膝をついて見ると折れそうなほど細い。手首は枝のようで頬も痩けていた。
「腹が減ってねェわけねェだろ…」
くいなが稼いだ金を殆どチビ達のために使っていたことを覚ったゾロは自分なりに弔って和道一文字を譲り受け三刀流に。チビ達の面倒も見るようになった。
1985