rosso_addict @rosso_addict犬辻のDom/Subユニバース長編書いた人。荒奈良も書きます。 ☆quiet follow Yell with Emoji Tap the Emoji to send POIPOI 74
rosso_addict☆quiet followDONE以前書いたケーキバース犬辻の続きです。ケーキ犬飼とフォーク辻になります。※ご注意ください※受フェ、攻フェ、飲ザー(受攻とも) Age verification Tap to full screen .Repost is prohibited Let's send reactions! freqpopularsnackothersPayment processing Replies from the creator Follow creator you care about!☆quiet follow rosso_addictDOODLE先輩お誕生日おめでとうございます!儚い先輩について考えてたら重暗い話になってしまいました。誕生日の翌日 今日は雲ひとつない青空だった。街路樹はいっせいに新しい葉を出し、街のそこここで花が咲いている。ぽかぽかとした日差しが春らしくて、犬飼の誕生日にふさわしいと辻󠄀は思った。 「え、辻󠄀くんその服で来たの? 」 ところが、氷見は待ち合わせ場所で目を丸くした。 「うん。暖かいから、いいかなって」 薄手のシャツ一枚の辻󠄀に、 「今日は夕方から冷え込むって」 と端末に天気予報を表示して見せた。 「本当だ」 「そのままだと寒いよ」 氷見は春らしい見た目のアウターの中に、キルティングのライナーを付けてきたという。 しかし、今から服を買うわけにもいかない。帰りの寒さは我慢するしかない。 「いたいた」 数メートル先から二人を見つけた犬飼が片手を上げた。 1357 rosso_addictDOODLE犬辻イチャイチャしてくれ〜〜〜!!という気持ちだけで書いたものです。花見 雲ひとつない青空に、桜の花が泳ぐように揺れている。 「これ以上のお花見日和ってきっとないよ」 犬飼にそう言われて、辻󠄀は本部基地へ行く前に桜の木が立ち並ぶお花見スポットへと立ち寄った。 コンビニで買ったフラッペはまだ少し早かったらしく、飲んでいると肌寒い。 通り沿いにあるベンチに腰掛けると、犬飼も少し背を丸めて座った。 風が吹く度に桜の枝が揺れる。花が散ってしまうのでは、と辻󠄀がぼんやり見とれているその横で、犬飼の髪もふわふわと揺れている。 陽の光のせいで輪郭が透けるように輝いていて、辻󠄀は思わずその髪に手を伸ばしたくなった。 遠慮がちに襟足に触れると、犬飼は驚いたようで、 「えっ、なに? 」 696 rosso_addictDOODLEエワ開催おめでとうございます!せっかくの犬辻プチ、犬辻の展示もほしいなと思ったので普通じゃない着衣ックスする話です。 3046 rosso_addictDONE1224は犬辻の日!!ということで、書き込み足りないながらもなんとかつじちゃんへ片思い中の先輩の話を書きました。クリスマスプレゼント 姉がクリスマスコフレを買いに行くというので、澄晴はデパートに付き合わされた。 華やかなコスメカウンターはいつにもましてキラキラしてて、クリスマスツリーやジングルベルの曲が気分を盛り上げる。 二種類あるコフレのどちらにしようと姉が悩んでいる横で、澄晴の鼻先を甘い匂いがくすぐった。 隣のいくつかのブランドをセレクトしたフレグランスのコーナーから漂うその香りは、洋梨や桃のような果物の香りとバニラの甘い香りが混ざり、親しみやすさと目新しさを感じさせるものだった。 飾りのない、まろやかな瓶に収められたその香水をまじまじと見ているとすぐに販売員が近づいてきて、朗らかに勧めてくれた。 ムエットに吹きかけてもらった甘い匂いを嗅いでるうちに、甘い物が好きなチームメイトの顔が脳裏に浮かぶ。 1979 rosso_addictPAST荒奈良WEEK24開催おめでとうございます!2022年の荒奈良合同誌に寄稿した過去作をWEB再録します。全年齢版「静態のリスク」後のラブシーンですが、単体でも読むのに差し支えありません。要するにシャワールームで汗だくえっちです。 5085 rosso_addictPAST荒奈良WEEK24開催おめでとうございます!2022年の荒奈良合同誌に寄稿した過去作をWEB再録します。遠征直前に奈良坂に別れ話を切り出される荒船の話です。静態のリスク 遠征試験前、荒船と奈良坂は時間を惜しむように一緒に過ごした。学校の帰り道、本部の狙撃用訓練施設やトレーニングルームで。奈良坂は口数の多い方ではないが、それでも荒船の話に耳を傾けて、時折柔らかく微笑む。その表情を見るだけで、荒船は十分幸せだった。 訓練帰りに寄ったファーストフード店で、奈良坂はポツリと言った。 「別れましょう、俺たち」 「は? 」 まさかこんな形で別れを切り出されるなんて思ってもいなかった。 「……理由、聞かせろよ」 ついぶっきらぼうな声を出してしまって、荒船は前髪をかき上げため息をついた。 陽気なBGMとは裏腹に二人の間に重い沈黙が流れる。 「俺のせいで、あなたが弱くなるのは見たくない」 6417