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    I mainly draw Akaren ❤︎
    Besides, Upload the progress of manuscript production.
    猗窩煉メイン。
    あと、原稿進捗等。

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    recommended works

    ほしいも

    DONE卒業文集と猗窩煉
    ■現代パロディ

    学校の先生の煉獄くんと恋人の猗窩座くんです。
    0.7mmの太めのゲルインキボールペンが、丁寧に、慎重に、真四角に切り取られた名刺大の画用紙の上を走る。少しだけ右上がりの癖はあるが、とめもはらいも大胆で強弱の付きにくいボールペンでも不思議と筆書のような趣が見える。教本に載っているようなバランスの良い筆致だ。
    「何書いてるんだ。」
    「そくてんきょし。」
     三文字目の三画目、横一文字を引っ張ってペン先を離した隙に返事が届く。「則天去私」書こうとしている熟語の読みは分かった。俺が聞きたかったのは、なぜ恋人が居住まいを正して、息を止める程真剣に、良く分からない四文字熟語を小さな紙に書いているのか?という事だ。
     煉獄杏寿郎の書く文字は美しい。母親が書道の師範をしている影響は勿論あるのだろうけれど、それ以上に彼の心根の素直さや、快活で迷いのない性格が滲んでいるような字だと思う。筆圧が高く、ノートの端が丸まってくるのが悩みだとぼやいていたが、その濃い筆圧すら愛おしい。今だってボールペンを握る手に緊張も合間って必要以上に力がこもっている、桜色の爪の先がほんのり白くなっていて、一筆にどれだけ集中しているかが伝わってくる。

    「集中したら腹が減った! 1683

    ほしいも

    DONE恋人に素晴らしい提案をする猗窩煉

    ■現代パロディ
    ■成人向けにするほどでもないけれど、明らかに情事の最中です。
    「杏寿郎。」
     目の縁に生えそろった睫毛が濡れて、小さな束を幾つか作っている。いじらしく目尻の窪みに溜まった涙が、瞬きのたびに震えて今にもこめかみへ向かって流れ落ちようとしている。上気した肌は頬だけに留まらず目元まで血色よく紅潮させ、早鐘の鼓動に見合った浅く、早い呼吸が閉じる事を忘れ薄く開いたままの唇から漏れている。薄っすらと浮かんだ汗で額や頬に色素の薄い髪が張りついていて、労うように頭を撫でながらそれを払う。恋人は俺よりもずっと体温が高く、こうして互いの熱を貪った後でも触れ合う体温が近付くことはない。逆上せたように火照った頬にも触れて、目尻に溜まる涙を指の腹で拭う。指先が心地よいのか、擽ったいのかまるで眩しいものでも見るように切れ長の目元が細められる。恍惚とも見えるその表情が煽情的で、このまま落ち着いていくのを待つばかりと思っていた情欲が再び熱を帯びる。
    「杏寿郎…いいか?」
    「だめだ。」
    「……だめ?」
    「だめ。」
     撫でるだけで満足出来るほど、お行儀はよく出来ていない。触れ合う手を払い除けないところを見るに、そう強い拒絶ではないと読み解いて、短い返事をするのに精一杯といった様子の 1716