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    omaoni_naracoro

    @omaoni_naracoro

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    絵描き看護師ママンです。

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    omaoni_naracoro

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    新刊「DOAKA WEBLOG COMIC」 の描きおろし漫画サンプル。
    入れ替わりの血戦を口実にけしからん事を繰り返す二人の馴れ初め編。
    以下の要素を含みますので、苦手な方は回れ右。
    ※リアルtnk、暴力表現、攻め喘ぎ。
    ※かっこいいドマも座もいません、ほんのり殺伐です。
    ※成人のみ閲覧可能‼18歳以上ですか? PASS:yes/no

    #童猗窩
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    ほしいも

    DONE花と猗窩煉
    ■現代パロディ、同棲
    何に注意書きが必要かちょっともうわかりません🌼
    私は知っている。この二人はとってもバランスが悪いって言うことを。だって全く価値観が違う。

     この部屋に住む猗窩座さんと杏寿郎さんは、何かにつけて些細な言い争いをしている。
    「なんだそれ、…花?」
    「花。恋雪から貰った。」
    「へえ…、君が花を。」
    「…似合わないって正直に言ったらどうだ。」
    「俺はまだ、何も言ってないだろう。」
    「全部顔に書いてある。」
     私が着くなりこの調子だ。喧嘩腰な訳じゃない、お互い貶し合う訳でもない、それでも何だかいつも言い合っている。もっと仲良くすればいいのに。ここに来る前にたった一日だけ居た、素山さんのお宅はとっても仲睦まじく、花も恥じらうようなお二人だったので、余計にこのやり取りを見ているとヒリヒリとしてしまう。

     私は知っている。猗窩座さんが私を飾る気がないということを。きっとこのまま、キッチンカウンターに寝かされて過ごすのだろう。だって、恋雪さんが私を手渡したときも再三言っていた。「花に興味はない。」「杏寿郎にも花を愛でる趣味はない。」「貰っても枯らして捨てるだけだ。」って。結局、恋雪さんに押し切られる形でしぶしぶ受け取っていたけれど、ラッピングの中 1587

    ほしいも

    DONEスイーツと猗窩煉
    ■現代パロディ、同棲
    「おかえり。」と声をかけた同居人の手には、白くて小ぶりな紙箱がぶら下がっていた。
    「…ケーキ?」
    「エクレア。」
    「シュークリームの長いやつか。」
    「そんなところだ。」
     同居人の猗窩座は甘党である。…と、思う。本人の口から、甘いものに目がないと宣言があった訳ではないが、度々こうしてケーキやシュークリーム、チョコレート菓子なんかを買って帰って来るのだ。コンビニに立ち寄ったときも、気が付いたらロールケーキやらどら焼きやら、目に付いた甘い菓子を買っているような気がする。なのできっと、彼は甘党に違いない。
     本日のお持ち帰りスイーツはエクレア。シュークリームと同じようなものかと思っていたが、チョコ掛けのお菓子だったので少しだけ得をした気分になる。夕飯を済ませた後、ストロベリーとミルクチョコレートとそれぞれ異なる味を半分ずつ分け合って食べた。こんな夜が週に一度か二度ある。専門店で買ってきた菓子のときも、コンビニで買ってきた菓子のときも。新商品を見かける度に勝って帰っているんだろうか。共に暮らすまで彼が甘いものを好むことは知らなかった、猗窩座の意外な一面のひとつだ。

    *

     社外での打ち合わせ 2130

    tknk_bl

    MOURNING年末に書いたこたつでまったりする現パロ猗窩煉です。完結の予定がないけどみかん食う猗窩煉見て欲しいのでアップします。めちゃめちゃ中途半端に終わってます。年の暮れ、午後3時頃。ストーブで十分に温まった居間の中央に置かれたこたつに、2人は向かい合って座っていた。

    年末の特番をぼんやりと眺めながら、特に内容の無い会話を繰り返して時が過ぎて行く。時折微睡んでは意識を取り戻して、またテレビを眺める。

    そんな穏やかで何気ない日常が何よりの非日常だった。だからこそ、こうして時間を消費してしまうことがどこか惜しくも感じる。

    何か仕掛けてやりたくて、猗窩座は突然こたつから這い出て立ち上がった。
    杏寿郎は相変わらずテレビで流れているお笑い番組に時々ふふ、と笑い声を漏らしながら眠そうに目をこすっていた。

    動かないとわかると、この場で仕掛けてやるしかなくなる。杏寿郎が座って潜り込んでいる横にわざわざ並んで座った。

    「……何をしてるんだ」

    「何がだ」

    欠伸をひとつしながら、狭い、と身を寄せるが、それを好機とばかりに体をねじ込んで居座る。

    「……なんでこっちに来るんだ」

    「この方が温い」

    そう言いながら、ぴたりと身を寄せ合う形で同じ位置に納まる。足元だけでなく、密着したところから広がるお互いの温もりで全身が温かくなってくる。

    しばらくはそう 1817