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    「坂本」

    @ZisoAo

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    ポイポイ 22

    「坂本」

    ☆こそフォロ

    初書

    #呪術廻戦
    #釘崎野薔薇

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    三重@ポイピク

    かきかけ人魚と不老不死と慈悲の精神絡めた、ちょっとした事件の話。名無しの刑事視点。人が死ぬ描写がやや出てきます。鏡を通り抜けるという、日常生活においてそうそう体感しない経験を二度経た先で初めに感じたのは、微かな塩の匂い。続いて視界一面に広がった景色に、男は目を見開く。鏡の向こうに続く空間は、海であった。それも砂浜から見る海などではなく、身を浸すことで見られる海の内部である。立っている通路は透明の硝子によって丸く囲われており、足元はしっかりとした石造りになっている。硝子の周囲を埋め尽くす海は、どうやら日が昇っている最中を模しているのか、天高くからの光を通して淡く輝いていた。どうやら潮流も存在するのか、時折泡沫が硝子に貼りつき、そして離れていく。
    向かいから数人、楽し気に談笑する生徒達が歩いてくるのが見えて、男は止まっていた足取りを再開した。すれ違った生徒達は、左腕に臙脂、深紅、黄色、灰がかった紫の腕章を着けていた。事前に調べた情報では、確か寮ごとに腕章とベストの色が異なる仕様だと載っていたのを思い出す。胸元にそれぞれ色の異なるペンを差した彼らは、見たところ普通の学生にしか見えない。これが魔法士の卵なのだと分かっていても。男が目にする魔法士が、魔法執行官ばかりというのもあるのだろうが、違和感を拭えな 3011