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    yura

    @coralaw_715106

    ゆらです。
    なんかたぶんワンライやったらあげると思います。
    ちょくちょくピクシブであげた短いやつとかあげてこうと思います

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    yura

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    ピクシブにあげたやつもここに置いとこうかなって思ったので…

    死ネタでハピエンではないです。

    あと、一人称小説じゃないし普通じゃない書き方してるので読みにくいです。

    彼=ドフラミンゴ
    弟=コラさん
    少年(青年)=ロー

    ##コラロ
    ##死ネタ

    拝啓孤独が埋まらない貴方へ埋まらない埋められない孤独を埋めるはずだったモノ埋まらない
    ノースブルーを拠点とするそれはそれは凶悪なファミリーがいた。その海賊の船長は仲間たちの中でも幹部以上の者たちを家族ファミリーと呼び、大事にしていた。


    船長には生き別れの弟がいた。生きているかも分からないので生き別れというのは正しくないかもしれない。彼は幼い頃弟と共に迫害された苦しい経験がある。あの頃は弟を守らねばならないと強く思い、実際数多の場面で弟を助けてきた。弟はドジで泣き虫だった。
    弟は今も生きているのだろうか、生きていたとしたら、制する声を聞き入れず父を殺した自分を憎んでいるだろうか。彼が弟を忘れたことはなかった。

    そんなある日突然弟は彼の元に戻ってきた。
    猫っ毛の金髪に自分に似た背丈。彼はひと目で弟であると確信した。弟はファミリーに入れてくれと言う。彼は喜んで受けいれ、最愛の弟を外で極秘任務に就いていた相棒の代わりに、右腕であり自身の心臓であることを意味する最高幹部"ハート"の椅子とコラソンというコードネームを与えた。

    10年以上会っていなかった弟は、身体中が傷だらけで声が出せなくなっていた。
    彼は今すぐにでも弟にこのような仕打ちをした不埒な輩を言葉通り粉々に刻んでやりたい衝動に駆られた。

    暫くして弟はファミリーの子どもたちにコラさんと呼ばれるほどにファミリーに馴染んだ。

    弟がイタズラ好きの少女の紅茶を吹き出すのが毎日の日課になってきた頃、1人の少年がファミリーを訪ねてやってきた。
    全てをぶっ壊したいと言った少年は珀鉛病という中毒で余命3年ほどだった。少年のこの世の全てを憎んでいるような目を気に入った彼は少年をファミリーへ迎えた。医者の子だというだけあって頭の回転が早く物覚えのいい少年はどんどんと強く賢くなっていった。

    少年の寿命が残り1年足らずになった頃、弟が少年を連れて消えた。ビョーキをなおしてくる、というメモを残して。
    珀鉛病は中毒であるというのは事実だが、その前に感染症だという誤情報が流れたせいで病院を回っても苦しめるだけだ。
    弟はそういうところが甘いのだ。誰かがきっと、と信じようとする。

    病院巡りは徒労に終わったがオペオペの実が見つかった。家族たちは弟が裏切り者だったのではないかと疑っていた。そうじゃないと願っているなどと言いながら彼もほぼ確信していた。
    やがて海軍に潜入していた彼の相棒からクロだったと連絡があった。連絡と同時に彼らも同じ島に上陸した。今まで一言も喋らず、彼でさえ喋れないのだと本気で思っていた彼の弟は、今まで喋らなかった分とでも言うかのように饒舌に喋った。

    正直オペオペの実を少年に食べさせていたのは誤算だった。オペオペの実を何の為に食べさせようとしていたか弟は知っていたはずだ。まァ、今の弟の怪我の様子を見れば弟が食べていたとして少年の病気は治せなかったであろうことは明白だが…。
    彼は少年を探す必要が増したと思いながら話を聞いていた。弟は彼を破戒の申し子だとバケモノだと罵った。痛みに鈍くなってしまった彼は気づけなかったが、最愛の弟だった唯一の肉親に言われた拒絶の言葉は天夜叉とも呼ばれるほどの冷酷さを持つ彼の心の柔らかい部分を確かに抉った。
    彼は自身の弟を5発撃った。弟の死を確認することなくその場を離れた。顔も見たくなかったからではない。どうしてか、弟が必死で逃がしたであろう少年が海兵を引き連れて戻ってきたからだ。血まみれで倒れていた弟は驚いたような顔で少年の名前を呟いた。彼らは中将やその他大勢の軍船に囲まれ、ギリギリで逃げ切った。

    弟と少年は生きている。彼は確信していた。どこかにいるはずだと血眼になって探した。それからは彼と2人の鬼ごっこだった。2人は非常に難敵だった。彼の手の内をある程度知っており、対策をとって逆手をとって、と13年間逃げ果せた。しかし、追いかけつつも少しずつビジネスを広げている彼に叶うはずもなく、遂にはある断崖絶壁の崖の上に追い詰められた。彼がゆっくりと弟に銃口を向けると、弟は懐から護身用とは言い難い、恐らく海軍配布の拳銃を向けて、色々なことを喋った。あの時と同じように。ひとしきり喋ると、背も伸びてもう少年とは呼べなくなった青年の肩を抱き寄せ何かを囁いたあと、彼に向かって笑いながら言った。

    「おれが間違ってたとは思わない。
    ……だから、おれたちはお前には殺されない。

    『じゃあな、ドフィ╱ドフラミンゴ』」

    そして2人は何十メートルもありそうな崖の上から顔をこちらに向けたまま後ろに飛んだ。
    青年はいつものニヒルな笑みに勝ち誇ったような安堵のような何かを滲ませてこちらを見た。弟は先程の挑発的な笑みから打って変わって悲しそうな哀れむような顔で何やら口を動かした。
    全てがスローモーションのように見えた。

    2人は抱き合って遥か下の海に音を立てて飲み込まれていった。
    埋められない
    弟は当時海軍大将であった後の海軍元帥に拾われた。その後その恩人の元で育ち、海兵になり、20代で中佐にまで上り詰めたのだった。

    恩人は弟がずっと生き別れてしまった兄を気にかけていたことを知っていた。兄の手配書が出たとき、声こそあげなかったが、生きていたという喜びと敵対するという悲しみとがないまぜになった顔で手配書を眺めていた。

    中佐に昇格した年、ドンキホーテファミリーへの潜入捜査の話が上がった。大っぴらにできるような仕事でない為、誰にも知らせず、戻ってくるまでは同僚である海兵にも追われることになるとの事だった。彼の手配書が出てからずっと望んでいたことだったので一も二もなく受けた。とはいえ弟は顔に出やすく潜入向けではなかった為、ピエロのような派手なメイクを毎日するように言われた。
    そして、何かあった時の為に、と悪魔の実を渡された。食べるまで能力がわからないそれはとても食べ物とは呼べない味で、戦闘には役に立たないが潜入にはうってつけの無音にする能力だった。
    恩人はドジっても海には絶対に落ちないように、と弟が耳タコだと思うほどに言い含めた。きっと落ちるんだろうなと思いながら。

    弟はファミリーを訪ねたとき、正面から入ろうとした。見張りに止められ、乱闘騒ぎになってしまい、偶然彼が帰ってきた。彼は乱闘を鶴の一声で止め、何事だと言いながら、初めて闖入者をしっかりと見た。弟は派手なメイクをしているので気づいてもらえないのではないかと危惧した。しかし彼の口から出たのは弟の名だった。絞り出すように細い声で確かめるように弟の名を呼んだ。驚いた弟は、声も出せずに何度も頷いた。彼は弟との再会を喜び、弟を抱きしめ、死んでしまったと思った、と言った。標的であるはずの兄に抱きしめられ、これまでの極悪非道というイメージをいきなり崩され、しばらく声も出せずに呆然と抱きしめられていると、彼は声が出せないのだと勘違いした。
    声が出せなくなってもおかしくないような経験をしている故の勘違いである。弟はそれをゆっくりと頷いて肯定した。そちらの方が都合が良い。口を開けば情に流されあることないこと口をついてしまいそうだった。

    彼は弟に家族を、家族に弟を紹介し、血の掟を作った。彼は弟を家族として愛していた。彼はその愛が歪んでいると気づかなかった。誰も言わなかった。
    彼は家族を愛していた。
    愛故に裏切りが許せなかった。
    1番愛していた弟なら尚更許せなかった。
    弟は彼に破戒の申し子と言った。
    彼は何も言わなかった。傷付いているのか響いていないのか判然としない反応だが、弟には僅かにだが傷付いているように見えた。あの破戒の申し子で極悪非道を地で行く兄が傷付いている、と思った途端彼を殺す決心が揺らいでしまった。正確に言うならばもっと前から揺らいでいたのだが、弟が揺らいでいることを認めたのがこの瞬間だった。

    兄弟の感情の機微が伝わるのは何も弟にだけではない。兄にも伝わるのだ。

    彼もまた弟が揺らいだと見えた。それを見て、彼は正気を戻してしまった。正確には最初から正気でなかったのかもしれない。愛しているから、いや、愛していたから裏切ったら殺す、なんて正気ではできないだろう。

    彼は弟を5発撃った。弟は元通り今まで通り、彼の知っている静かな・・・弟になった。

    彼が弟が帰ってきた感傷に浸る前に、弟が死んでも守りたかった少年が海兵を連れて来た。
    少年が戻ってくることも、少年が大嫌いな海兵を頼ったことも、全てが想定外だった。

    彼は弟の身体を回収することが出来なかった。
    弟はあのとき、まだ完全に事切れたわけではなかった。少年は海兵たちの力を借りて弟を軍艦まで運び、治療した。治療は一人でやると言って聞かなかった。自分の恩人は1人で自分の為に命を張ってこうなった、自分も命を張るべきだ、と。そう言って部屋を借り、人払いをした。少年は治療をする中、未だによくわかっていない悪魔の実の力を感覚で少しずつ使いこなせるようになっていった。
    手術と輸血をし、弟は何とか一命を取り留めた。血液は少年と血液型が違ったので癪だったが海兵たちから募った。脈と呼吸が正常に戻り、正念場を超えると、途端に張り詰めていた緊張が解け、少年はその場に倒れた。

    2人は動ける程に回復すると、長々といるのも悪いし海賊に追われている自分たちが自由に動き回れないと困るから、と言って船を降りた。
    弟が海軍を裏切ったということはその場にいた海兵たちには知る由もないことだった。そもそも弟が海兵だとも知らないのだから。

    降りる直前、弟は兄の相棒に千切り捨てられた機密文書に書かれた内容をできる限り正確にしたためて、彼を追い続けていた女傑とも呼ばれる海兵に怪しいものではない、疑われているのであればあなただけなら中身を見ても構わないから元帥に届けてくれと言って渡した。



    2人は実に13年もの間逃げ続けた。

    喧嘩もトラブルもあったが、常に生きるか死ぬかの瀬戸際だと言うのにとても楽しく幸せな13年だった。

    少年は逃亡生活の中、少しずつ少しずつ能力を使って病気を治し、1年と経たないうちにすっかり健康体になった。最後の珀鉛を取り除いたとき、弟は少年を持ち上げて、これでちゃんと生きられる、と嬉しそうにクルクル回った。

    お金がないので日雇いや海賊船から略奪し、時には野宿、宿に泊まれるときも1つのベッドに2人で寝ていた。あまりの寒さに抱き合いながら眠った日も、苦しさで目が覚めると大きな腕に押しつぶされそうになっていた日もあった。

    料理は(本人が)燃えたり食材をダメにしたりするからと自然と少年の仕事になった。

    少年の透き通ったように白い肌は長い逃亡生活の中で日に焼け、健康的な色になった。

    2人は少年が青年と呼ばれる年になった頃から恋人と呼ばれるような関係になった。弟から言ったのだが、決して格好がつくような文句ではなかった。青年曰く、そういうとこも含めて好きなんだとか。

    朝、起こしに来た青年に「おはようのチューしてくれなきゃ起きない!」なんてふざけてみたり、途中ふらりと立ち寄った帽子屋で見つけた、青年が昔被っていたのに似た模様の帽子をプレゼントしてみたり、お揃いのリングをお互いの指にはめたり。砂を吐きたくなるような日々を世界中を逃げ回りながら続けていたのは素直に賞賛に値するだろう。

    もっと過酷な経験のある2人にとって、この程度苦でもなかった。



    それは2人にとって人生で一番幸せな13年だった。



    その幸せな逃亡劇も終わる予感がしていた。そして2人共そろそろ限界だと気づいていた。弟は真っ白い便箋に遺書のように文字を敷き詰め、真っ白い封筒に宛名のみを書いて、新聞を届ける鳥に、宛名とは違う人物の元に今日中に着くように頼んだ。
    そして弟は電伝虫でその人物に自分たちが成功したらすぐに手紙を出して欲しいと頼んだ。
    今すぐに出しても良いが相手が相手なので計画通りにいくとは限らない為、念を入れてのことだった。

    2人はその人物(人…?)にはこの13年とてもお世話になっていた。新聞王の元でたくさんのスクープを集めてきた実力者で、その出処も謎に包まれていたが、悪魔の実の能力を駆使して自分の足で集めて回っているのだった。
    ドジって転んで地面に衝突したはずが何かを踏んでいるような感覚がしたところ、そこにいなかったはずの人間(?)がいたというわけだった。その時から2人は色々な情報を回してもらってきた。今の居場所がバレたということも知らせてくれた。これが最後のお願いだ、と言うと、2人が幸せなら何も言わない、と珍しく真面目な言葉が返ってきた。

    やはり彼は1人で、直々に裏切り者を殺しに来た。2人は必死で逃げた。逃げながら青年が囁いた。

    「おれは充分幸せだった。…1人ずつ殺されるくらいなら幸せなまま、一緒がいい」

    もういいんだ、と青年は言った。その言葉に弟は少し悲しそうな顔になったが、それでも足を止めることなくアタリをつけていた崖の方へと向かった。

    彼と対峙した弟は彼の元にいた時喋らなかった分とでも言うように喋った。思っていることも思っていないこともたくさん。最後に実の兄に言いたいことは恨み言ばかりではないと手紙を書きながら気づいていた。でも弟は彼に、彼の生き方に憤りを感じていた。今まで黙っていたんだから最期くらい恨みの言葉を吐いたって怒られやしないだろう。彼が自分勝手で偽善的でエゴイストな弟を覚えていて欲しい。彼に助けられたにも関わらず彼のやり方に反発する弟を。たまに思い出してモヤモヤするくらいでも良い方だろう。彼の人生の一部として記憶に残って、躊躇うきっかけになって欲しい。

    最期に言うべきことを全て言い切り、弟は青年に「いつまでも、もし生まれ変わっても、愛してる」と告げた。青年も「おれもずっと愛してる」と答えたので、1回目とは違って今度は及第点がもらえたようだ。

    もう一度彼に向き直り、殺されないと宣言した。2度も、感覚的には彼には1度殺すつもりで撃たれているので3度も、彼に家族を殺させる訳にはいかない。2人は揃って彼に別れを告げ、後ろに飛んだ。
    孤独を埋めるはずだったモノ
    しばらく2人が飲まれた荒れる海を眺めていたが、何か腑に落ちないようなモヤモヤした感情を抱えたままその日は宿を取り、次の日彼は拠点としている城に戻った。
    戻ると彼の相棒が出迎えた。彼は相棒にも言わず、少し用があり1人で出るとだけ伝えていた。
    長年連れ添った相棒は彼の様子を見て何かを感じ取ったようで何も聞かずに労いの言葉をかけ、先程彼宛ての手紙が届いた旨を伝えた。

    彼が自室に戻ると、相棒の言った通り一通の手紙が執務机の上に置いてあった。真っ白な封筒で差出人の名前はなく、宛名のみ少し丸っぽい文字で"ドンキホーテ・ドフラミンゴ様"と書かれていた。
    彼は能力を使って迷いなく封筒の上の部分を切り、中の便箋を開いた。



    拝啓 ドフィ

    この手紙を読んでいるということはおれたちの逃げ勝ちだったということでしょう。少し前にああすることをローと2人で決めました。後悔はしていません。ドフィは冷たいから普通のやり方ではきっと忘れてしまうでしょう。心臓に刻みつけるくらいの光景にしてやろうと思ったのです。一生忘れずにいてください。ふと思い出してモヤッとしてくれればいい。

    ずっと黙っていたことがあります。海兵だったことではありません。おれは能力者です。ナギナギの実の無音人間です。ところで、"別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。"と言うそうですね。

    ドフィを裏切ったことを後悔はしていません。いずれはこうなったと思います。おれとはあれから育ってきた環境が、考え方が違う。
    でも、あの時おれがドフィの傍を離れなければ、ドフィをずっと待っていたら、何も憚らず隣を歩くことの出来る未来があったかもしれない。それだけが心残りで仕方ありません。
    2人で海兵としてセンゴクさんに扱かれて、ローを救って、みんなで笑い合える未来があったのかもしれない。ないものを強請っても仕方ありません。

    何も憚らずにあなたに愛してると言いたかった。弟として兄に心を許すことを自分に許せたらどんなに良かったか。
    もし生まれ変わりがあるのなら、おれはまたドフィの弟になって、今度こそみんなで笑えるようにしてみせます。

    泣いてばかりだったおれを守ってくれてありがとう。あの頃、ドフィは自慢の兄でした。
    ファミリーに来たとき、すぐにおれだとわかってくれて本当は嬉しかった。あんな鈍臭い弟、忘れられていると思っていました。ドフィはおれに優しいから目的を忘れそうになることがよくありました。でも極悪非道を地で行くドフィを、兄を止めたかった。
    おれとは違ってドフィと血が繋がっている訳でもない赤の他人を家族と呼んで、肉親であるおれもその内の一人に括られてしまうのが嫌で仕方なかった。おれがいるのに家族を欲しているのかと。ドフィの敵としてそこにいたのに。
    おれはいつまで経ってもあなたの弟であることをやめられなかった。あなたがおれを弟から裏切り者と切り替えたように、あなたを兄から排除すべき相手とすることができなかった。それでもローは何があっても救いたかった。あそこから遠ざけたかった。結局おれのエゴでしかなかったけど、それでも確かに2人で逃げたこの13年間は確かな充足感をもたらしました。おれは、ドフィの、埋まらぬ傷になりたい。


    なァドフィ、ずっと愛してたよ。

    敬具

    あなたのたった1人の弟


















    『さようなら、兄上』

    彼のたった1人の弟は落ちる直前、確かにこう言ったのだった。
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