アキノリ君には両親がいない…そんなこと感じさせないぐらいアキノリ君はいつでも元気で笑っていて明るくて、一緒にいる私は彼のそういうところが嫌いで嫌いで大好きだった。
女郎蜘蛛の歪んだ意思の欠片が残っているアヤメはアキノリの心に触れていくうちに彼が悲しいのに泣かないことに明るくふるまうことに苛立ちを覚えていた…
「いつか私にだけアキノリ君の泣いた顔を見せて…私にもあなたの痛みを分けて」

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