Recent Search
    Create an account to secretly follow the author.
    Sign Up, Sign In

    55Catwalk

    @55Catwalk

    ☆quiet follow Send AirSkeb request Yell with Emoji 💖 👍 🎉 😍
    POIPOI 3

    55Catwalk

    ☆quiet follow

    オシュトルが無事にエンナカムイに戻れてたら




    エンナカムイに無事に戻れてたら①

    村人A「おはようございます、オシュトル様」
    オ「ああ、ご苦労。精が出るな(通りすぎ)」
    村人A「え…またオシュトル様…?え?」
    オ「フ、どうした。某の顔に何かついているか?」
    ネ「イタズラするのは止めるのですよ!兄さままで何してるですか!」

    って怒られてほしい。



    エンナカムイに無事に戻れてたら②

    オ「この者は某の影武者です」
    オ「お初にお目にかかります、オシュトルと申しまする」
    オ「力はありませぬが知恵者でございますれば、帝都奪還の要となりましょう」
    オ「ではさっそく朝議を始めさせていただきたく」
    キ「兄上、皆が混乱して話聞いてませんよ…(遠い目)」



    エンナカムイに無事に戻れてたら③

    イ「オシュトル殿」
    オ「これは御前、先程はご助言いただき感謝いたす」
    イ「うむ、そのことについてなのだが」
    イ・オ「……(見つめ合い)」
    イ「いやすまぬ。一瞬、影武者殿かと思いまして」
    オ「左様でしたか(さすが鋭い爺さんだな)」
    ル「今の…え、え…ええ…っ!?(腐)」



    エンナカムイに無事に戻れてたら④

    ウ「だははは!やっぱり実家で過ごすのが1番だろ!酒がうめぇ!」
    ハ「トリコリさんのこの料理うまいな!って、ぶつかってくるな布団に酒こぼしたぞ!」
    ウ「んなこと言ってアンちゃんも」
    (翌朝)
    村人A「あらら。ネコネちゃんが寝小便かい?」
    ト「ふふ、息子の布団です」
    Tap to full screen .Repost is prohibited
    👏
    Let's send reactions!
    Replies from the creator

    55Catwalk

    TIREDうたわれるもの
    オシュハク



    とある昼下がり。

    「………」

    ルルティエは1冊の書物を手にヤマトの大通りを歩いていた。
    事の発端は、贔屓にしている女性専門の書店からだった。アンジュに持ち帰られてしまった限定書籍を再び手に入れるため、大慌てて書店へ飛び込んだのである。しかし、さすが限定品というべきか…山と積まれていたはずの空間には完売御礼の札がちょこんと鎮座しているのみ。あまりの現実に、燃え尽き固まるルルティエに書店の店主は申し訳なさそうに声をかけてきた。

    『せっかく来てくれたのに品を切らしちまって悪かったね。代わりと言っちゃなんだが、コレをあげよう』

    ぺらりと冊子の表紙をめくってみる。1枚、2枚、そして最後まで。それは何も書かれていない真っ白でなんの変哲もない冊子だった。
    白楼閣に戻ってきたルルティエは早速寄合に使っている部屋に顔を出してみたが、あいにくと誰もいない。ソファに体を沈め、改めて白い冊子をめくってみた。そして、ふと目に止まった筆をとるとサラサラと青年の立ち姿を描いてみる。どことなくハクに似た、というかハクその人な絵を描いてしまったことに1人恥ずかしく頬を染めていると、

    「それはハクじゃな 2757

    recommended works