営業時間は終了しましたいいところでインターホンが鳴った。どれくらいいいところだったかというと、ベッドに押し倒し、先輩のパンツをずらしたところだった。
正面から俺を見る先輩の目がぱちぱちと瞬く。ピンポーン。また鳴る。知らねー。だってめちゃくちゃにいいところだから。先輩のボクサーのゴムに指を掛け、下に引っ張る。すると、我に返った顔の先輩がでかい声で言った。
「あ!やべえ時間指定してたんだった!」
そうして勢いよく俺を押しのけると、陰毛が出るまで下げたばかりのパンツを元の位置に戻した。時間指定って何。別にいーけど……。今の今まで早くちんこほしーってとろけた顔で俺ばかりを見ていたくせに。
「はーい!」
先輩は玄関に向かって返事をしながら慌てて床の服を取り上げるけど、全部着たって人前になんか出せやしない。
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