無自覚×3ここは、夜も更けた芸能人御用達居酒屋。
「蘭丸先輩も藍先輩もお互いのこと大好きだよね!」
一十木音也はにこにこしながら続けて言い放った。
「いつもお互いを見る目が優しいし、こないだのロケなんtフグッ」
音也の口は塞がれ、すぐさま確保しにかかる翔。
それに対し、蘭丸は藍を一瞥した後こう言い放った。
「おー、そうだな。」
目は据わっていたが、蘭丸はこの日非常に酔っていた。
藍は固まってしまった後、しばらくして顔を真っ赤にして後ろにひっくり返り、再起動に入った。那月と翔が藍のクールダウンのためにアイス、緊急時の冷えピタ、お冷やを生身の人間で言う太い血管に置いててんやわんやする中、出来上がった大人①の嶺二は、
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