冷え込んだ夜の空気が廊下に染み込んでいる。縁側作りの屋外と隣り合わせの部屋とは違い、トーマが向かう先は屋敷の奥まった場所にあるから、外ほど寒くはなかった。寒さを気にしていられるほど余裕がないと言えば、そうなのかもしれない。
　トーマが向かっている先の部屋の隙間からは、微かな橙色の光が漏れていた。暗がりの中から一筋流れる光に、まるで招かれているみたいで、トーマは微かに漏れる灯りをじっと見つめた。
　見慣れた襖の前まで来ると、温かい色の灯りが顔に掛かった。背中の方に影が伸びて、異様な緊張感に肩が強張る。この先には自分を待っている男がいる。その事実にトーマは嬉しいような、恐ろしく期待していることに気付いて、顔を下げた。

冰雪逐渐覆盖整个世界，冰公主的法术击溃着叶罗丽战士的意志，王默已经没有力气施展法术却依然顽强地站着反抗着

“人类的女孩，跟我走吧，我可以拯救你”

水王子拉起王默的手，他摧毁过亚特兰蒂斯见识过世界的混浊，但王默就是一汪清泉，他怎忍心失去她

“水王子……对不起！”

王默用力推开了水王子，转身想与同伴一起葬身于这暴雪之中，或许是从未被人忤逆，水王子眼神黯淡，闪身到王默身边抓住了她的手

“水王子我不会跟你走的……”

“我知道，但你不该拒绝我”

王默感受到水王子的气场在发生变化，刚想用力逃脱便被水王子用力扔进了仙境大门

预想中的疼痛没有到来，王默摔在了一张大床上，这是水王子的卧室，装潢自是极美，但王默无空欣赏，起身奔向大门却被水王子再次推倒在床